生産者紹介 鋳物屋

自然食の普及とともに歩んで50年

おいしく吹いてこそ長続きする玄米食。
もっちりおいしく、短時間で飲くなら圧力鍋がいちばんです。玄米を愛する多くの人に何十年も支持されているのが、物の「平和圧鍋」です。
鋳物屋は大正7年創業、羽釜の製造に始まって一筋。圧力鍋を作り始めたのは約50年前、「誰が使っても、失敗することなく安全においしい玄米が炊けるように」と開発しま
した。以来、鋳造から加工まで一貫生産を続け、平和圧力鍋の愛好者は100万人以上おらます。
自然食品の普及とともに改良を重ね、2008年9月、”おまかせ炊飯”ができる「マジックブラウン」を発売。「点火すれば、あとは待つだけで炊き上がるのが画期的」などうれしい声がたくさん届きましたが、物屋は更なる進化を
目指しました。

玄米炊飯の常識を変える

きっかけは、「オモリを傾けて指圧するのが怖い」「内鍋にご飯がくっつくので洗うのが大変」「IHコンロで使える鍋がほしい」「片手鍋では取扱いが不便」という愛好者の声です。
バッキンの大幅な改善、圧力排出機構の開発、専用のオモリの開発、IHコンロ対応、フッ素樹脂加工内鍋の製作、レシピ本の刷新・・・開発中の次販回数759回、炊いた米は340升。
長年培ったノウハウを結集して、炊飯の理想を追求した圧力「GRAND CRU(グランクリュ)」が完成しました。

従来の製品から設計を一新

グラン・クリュは安全性をより高め、新しい発想から生まれた圧力です。マジックブラ
ウンと比較して進化した点を列挙します。

自動排圧機能・・・専用オモリをつけたままでも脱圧できるので安心。
加圧方法の改善・・・調理時間が短縮。加圧・脱圧の蒸気音も抑えました。
新設計のパッキンでフタの開閉がさらにスムーズに・・・内部にわずかな圧力が残っていればフタが開かない安全設計。
フッ素樹脂加工の内鍋・・・ストレスなくご飯がよそえます(食品衛生法・食品、添加物等の規格基準に適合したフッ素樹脂加工ですので安心してご使用いただけます)。
IHコンロ対応・・・電化が進んだ住環境にも対応(GR-50Hのみ)。
両手鍋・・・腕力が弱い女性や高齢の方でも取り扱いが容易です。
鍋本体(外側)に水位目盛り・・・外に入れる水を計る必要なし。

さらに簡単に、さらにおいしく

ガスコンロ対応のグラン・クリュGR-50Gは、マジックブラウンと同じ”おまかせ”が可能(※)。オモリの動きを見て火力をする必要がないので、調理時間を有効に活用したい方にぴったりです。IHコンロ対応のグラン・クリュGR-504は、電化リフォーム後の買い替え以外にも、卓上IHコンロでも炊飯できるので、ガスの火口がもうひとつ使えて、お料理がはかどります。
煮込み料理などにも使えますが、「まずは炊飯から。玄米はもちもち甘く、白米も冷めてもおいしく炊き上がります」と、鋳物屋の堀井さん。従来の鍋による玄米食に挫折した方、興味はあるけど難しそう・・・と尻込みしている方にもおすすめです。

平和 圧力鍋グラン・クリュ・4.8L(IHコンロ専用) GR-50H平和 圧力鍋グラン・クリュ・4.8L(IHコンロ専用) GR-50H

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GR-50HはIH対応。圧力鍋の製造販売を始めて50年の鋳物屋。圧力鍋の製造を一貫して「国内」で行っている数少ない「純国産」の圧力鍋製造メーカーより、両手鍋が新発売。

 

平和 圧力鍋グラン・クリュ・4.8L(ガスコンロ専用) GR-50G平和 圧力鍋グラン・クリュ・4.8L(ガスコンロ専用) GR-50G

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GR-50Gはガス対応。力鍋の製造販売を始めて50年の鋳物屋。圧力鍋の製造を一貫して「国内」で行っている数少ない「純国産」の圧力鍋製造メーカーより、両手鍋が新発売。

生産者紹介 本田商店

出雲そば屋が作る生パスタ

本田商店は、創業百余年の奥出雲そば専門店。自家製粉の挽き立てそば粉と小麦粉と食塩だけで作った、香り高い「奥出雲・生蕎麦」でおなじみです。本田商店のモットーは“食べて美味しい、身体に美味しい”こと。四代目・本田正次さんの娘さんがアトピーに悩んだ経験から、食品添加物や保存料は一切使用しません。 保存料も酒精(アルコール)も使わないのに、賞味期限が長く常温保存ができる(生蕎麦は常温90日)のは、包装後に蒸気殺菌する独自の技術の賜物です。「そば湯までおいしい」 と絶賛される理由は、ここにあります。
そんな本田商店に8年ほど前、パスタマシーン!が据えられました。 「若社長が買ってきた、と聞いてます」 と、 営業の庄司さん。五代目・本田繁さんの一声で、新たな挑戦が始まりました。

二段仕込みでモチモチの食感

そば屋さんが生パスタを…ご苦労が多かったのでは、とお聞きしましたが、答えは意外でした。もともとそば粉は小麦粉よりグルテン量が少ないので、 そば製造よりもパスタ製造は難しくありませんでした。 あとは、 どうやっておいしいものを作るか、 です。生パスタには卵を用いるレシピもあります

が、本田商店の生パスタは小麦粉と塩だけのシンプルなレシピです。 おいしさの秘訣は、小麦粉に塩と水を練り込んだ生地を真空押し出しし、麺帯として巻き取って、 さらに圧延して切り出す、 という二段仕込み。 この手間によって、生バスタ独特のモチモチした食感を実現しました。
ふだんは海外産デュラム小麦のセモリナを使用していますが、 ムソーブランドには国産有機小麦粉を使っていただきます。 国産有機小麦粉を使用してのパスタ製造は通常よりも難しく、小麦粉のご機嫌を伺うのに苦労したとのことです。

常温で180日保存できる

市販の生パスタの賞味期限は冷蔵で1週間ほどですが、本田商店の生パスタは蒸気殺菌のおかげで、 常温で180日保存できます。 しかも1食ずつの個包装なので、いつでもフレッシュなパスタが楽しめます。
パスタ通にうれしいのは、 酢酸や酒精を使っていないので、開封時や効でている時に酸っぱい匂いがせず、 国産小麦本来の風味が味わえること。 パスタソースに効で汁を加えて乳化させる裏技も、 「茄で汁までおいしい」から完盤です。
長年にわたるそば作りの技を駆使した生パスタ、自信をもってお勧めします。

ムソー 国産有機生パスタ・スパゲッティ(細麺タイプ) 100g✕2自然食品のお店サンショップのおすすめ

ムソー 国産有機生パスタ・スパゲッティ(細麺タイプ) 100g✕2

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国産有機小麦粉と天日塩だけで作ったシンプルな生パスタです。生パスタ独特のもちもち食感が楽しめる自然食品です。スパゲッティタイプ。ゆで時間約4分。

ムソー 国産有機生パスタ・フェットチーネ(平麺タイプ) 100g✕2ムソー 国産有機生パスタ・フェットチーネ(平麺タイプ) 100g✕2

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国産有機小麦粉と天日塩だけで作ったシンプルな生パスタです。生パスタ独特のもちもち食感が楽しめる自然食品です。ェットチーネタイプ。ゆで時間約6分。

 

生産者紹介「海の精」

天日と平釜の日本伝統製法「あらしお」

伝統海塩「海の精あらしお(赤ラベル)」は、伊豆大島の海水を現地で濃縮して作る国産の塩です。黒潮が運ぶ清らかな海水だけを原料とし、他の産地の原料塩や添加物は一切加えていません。
製塩法は、太陽と風と火の力を利用した日本の伝統的な製法を継承。まず、 ネット架流下式塩田に海水を繰り返し流して、 太陽と風の自然エネルギーで水分を蒸発させ、 海水を濃縮します。
次に濃縮海水を平釜に入れ、 ゆるやかな火力で煮詰め、塩類を結晶化させます。煮上がった塩汁を冷却·環神(かくはん)して成分を整え、余剰の書汁(二ガリ) 液を分縦します。こうして「あらしお」と「にがり」 が出来上がります。「やきしお」はあらしおを妻に入れ、蓋をして窯に入れて焼きます。

“手塩にかけた”天日海塩「ほししお」

姉妹品の「海の精ほししお(青ラベル)」 は火の力を借りず、濃縮海水を天日に干して、塩の結晶を採取する天日海塩です。雨や湿気の多い日本では、太陽や風のカだけで結晶させる天日製塩法は存在しませんでしたが、食用塩調査会(海の精の母体)の独自の研究によって、1977年に日本初の天日海塩 「海の晶ほししお」は誕生しました(※)。
太陽の光が降り注ぐガラス温室の中のチタン製の結晶皿に、濃縮海水を入れ、塩類を結晶させます。マグネシウムやカルシウムやカリウムなどのニガリ成分がおいしいバランスで結晶に含まれるように、少量ずつ人の手でていねいに境枠を繰り返します。まさに“手塩にかけた“天日海塩です。
※2017年10月より現在の名称に改称

海の精ならではの「有機玄米塩麹」逸品

海の精ならではの「有機玄米塩麹」逸品海の精ブランドの農産加工品は、伝統海塩「海の精」に含まれる少量微量の無機成分(ミネラル)が発酵を助け、素材の味を引き出した逸品。どの品も国産の安全な原料にこだわり、 化学楽品は一切不使用、伝統的·自然的·物理約な製法を用いています。「有機玄米塩物」もそのひとつです。
原料は国産有機玄米と米麹、 そして伝統海織「海の精」。米が糖化した甘味に、玄米ならではの旨味が重なり、 それをおいしい塩味「海の精」が引き締めて、深みのある味に仕上がっています。
発売当時(2011年10月)、塩麹の認知度はまだまだ低かったのですが、「有機玄米塩麹」の監修を依頼した発酵料理研究家タカコナカムラさんが、オリジナルレシピを提案。 塩麹ブームの火付け役となりました。
一度使うと手放せなくなる「有機玄米編麹」。 流行りすたりに左右されず、 本物を求めるすべての方に、 おすすめします。

海の精 海の精(ほんしお)青 240g自然食品のお店サンショップのおすすめ

海の精 海の精(ほんしお)青 240g

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ほのかな甘さや旨さ、コクやキレ、海水由来の複雑な味があり、非加熱精晶ならではの微妙な微量塩類の旨みがあります。
じっくり溶けるザラメ状の結晶を生かした飾り塩、寿司や天ぷらのつけ塩、 日本酒のつまみ塩、 微妙な素材の風味が生きる吸いものやスープなどが特におすすめです。

海の精 有機玄米塩麹 170g海の精 有機玄米塩麹 170g

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漬物、漬け焼き、煮物、 タレやドレッシングに至るまで、何にでも加えるだけでおいしくなる万能調味料です。素材
の旨みを引き出し、ぐっと深みのある味に仕上げます。和·洋·中さまざまな料理に。

生産者紹介 光食品

畑の都合に合わせた商品開発

「商品開発、はっきり言って僕、ものすごく好きなんです」と語るのは、光食品の島田光雅さん。大学を卒業して帰郷した1975年、先代社長の利雄さんから「農薬をかけてない野菜を探してこい」と指令を受けました。合成添加物を一切使わない「超特級ヒカリソース(1964年発売)」に続き、今度は無農薬栽培の原料を使いたい、というのです。

当時、無農薬野菜はほとんど流通していません。地元徳島を中心に生産者を説得するのに2年をかけ、ついに1977年、日本で最初の有機野菜・果実から作ったウスターソースを製造発売しました。

「最初の頃、生産者を探すのに苦労したでしょう。だから農家さんから『有機で余ってるものがある』と聞くと、放っておけんのです」と島田さん。そのたびに商品アイテムが増え、開発した品は50種類以上。どの品にも生産者とのストーリーがあります。今回ご紹介のサイダー類も、そのひとつです。

希少な有機農産物を活かして

温州みかんは、1年おきに豊作不作を繰り返し、農家を悩ませる“隔年結果”があります。
光ソースの爽やかな甘味と酸味に欠かせない有機温州みかんが、表年(豊作の年)に余ってしまいました。「見栄えが悪くて生食用では売れない…」契約農家のSOSを受けて開発したのが、ロングセラー「みかんサイダー+レモン」です。

「オーガニックジンジャーエール」も“有機しょうがありき”で誕生した品。九州の有機農家が掘り上げたしょうがが、天候不順のせいか長期保存できそうにない、という相談が入り、まず2011年に「有機じんわ~りしょうが」を開発。さらに翌年「オーガニックジンジャーエール」を発売し、本物志向のお客様に大歓迎されました。

果汁85%以上、糖類不使用の挑戦

2010年にデビューしたのが「オーガニックアップルサイダー+レモン」。従来品の「レモンサイダー」は果汁3%、「みかんサイダー+レモン」は果汁14%でしたが、この品は果汁85%以上、しかも砂糖などの糖類不使用です。

きっかけは海外で、果汁100%ノンシュガーのアップルサイダーを試飲したこと。
帰国後、最初はりんご果汁100%で試作しましたが、すっきりした後味がほしくて試作を重ね、天然水を加えることでサイダーの爽やかさを実現しました。有機りんご果汁はその年の作柄や品種によって酸度が変わるため、レモン果汁を少々加えて調整し、後味すっきりと仕上げています。同じ手法で
2013年、「オーガニックぶどうサイダー+レモン」もデビュー、あっという間に人気商品となりました。

もちろんどのサイダーも着色料・保存料・酸味料・香料は不使用、原材料のフルーツとしょうがは100%有機です。夏休みのお子さんに、安心して飲ませてあげてください。

ヒカリ オーガニックぶどうサイダー+レモン 250ml自然食品のお店サンショップのおすすめ

ヒカリ オーガニックぶどうサイダー+レモン 250ml

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有機JAS認定のオーガニック食品です。有機ぶどう・レモン果汁使用 砂糖不使用 自然な甘み、ぶどうの豊かな香りの自然食品です。白ぶどうと赤ぶどうの果汁本来の甘味をいかした贅沢なサイダーです。

生産者紹介 マルサンアイ

大豆ひとすじに六十余年

マルサンアイの創業は1952年、みその製造100%でスタートしました。1980年に豆乳生産を開始。大豆にこだわる企業として基礎研究や味の改良に取り組み、当初は日本で馴染みの薄かった豆乳を広めることに貢献しました。
マルサンアイの無調整豆乳がスッキリ飲みやすい理由は、独自の「大豆まろやか製
法」。生の大豆が持つ酵素を加熱失活させて独特の青くさみなどを抑え、大豆本来の風味を引き出す製法です。
今回ご紹介の「豆乳仕立てのスープ」シリーズは、このおいしい無調整豆乳をベースにしたレトルトスープです。

原材料を見直しリニューアル

長らくご愛顧いただいた「にんじんスープ」「かぼちゃスープ」「とうもろこしスープ」からリニューアルするにあたり、今まで以上のおいしさと安心安全を目指して、原材料を見直しました。
まず、スープベースの調味料から酵母エキスを省き、豆乳と野菜の旨みで味作りをしました。新たに加えたオニオンパウダーなどで味のバランスを取っています。次に、自然派志向のお客様を意識して、糖類を三温糖からてん菜糖へ変更。さらに、野菜原料(にんじん、かぼちゃ、とうもろこし、じゃがいも)を国産100%にレベルアップしました。
ベースになる豆乳は従来品と同じ、有機大豆(米国産、中国産)から搾った無調整豆乳で

スープから始める豆乳生活

構想に1年を要し、試作を重ね、完成した「豆乳仕立てのスープ」は、それぞれの野菜の旨みと風味を活かした自然なおいしさ。温めるだけで召し上がれるので、忙しい朝や軽い夜食にもおすすめです。常温のままでも冷してもおいしいので、暑い時期のお弁当に1袋添えても喜ばれそうです。
大豆にはさまざまな栄養素がバランスよく含まれ、人の体内では作れない「必須アミノ酸」や「微量栄養素」なども含まれていて毎日の生活に取り入れたい食材です。豆乳生活の第一歩、手軽なスープから始めませんか。

自然食品のお店サンショップのおすすめ

マルサン 豆乳仕立てのにんじんスープ 180g

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国産にんじんと有機大豆で搾った豆乳を使用し、にんじんの風味をいかした自然食品の豆乳スープです。

マルサン 豆乳仕立てのじゃがいもスープ 180g

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国産じゃがいもと有機大豆で搾った豆乳を使用し、じゃがいものうま味と舌触りをいかした自然食品の豆乳スープです。

自然食品の生産者紹介 無双本舗

粉末蓮根&生姜のパワー

梅醤エキス、玄米クリーム、鉄火みそなどでおなじみの無双本舗は、「身近な食物による手当て法」などマクロビオティック食品のブランド会社です。
無双本舗では、食材のもつパワーをとりやすくするため、蓮根や生姜を粉末にして活用しています。ロングセラー「無双本舗節蓮根粉末」も、そのひとつ。乾燥、焙煎の後、粉末化した国産蓮根の中でも特にのどにやさしいとされている「節」の部分を60%(蓮根粉末に占める割合)使用し、国産本くず粉、国産生姜粉末、食塩を加えてあるので、熱湯を注ぐだけでれんこん湯が手軽に作れま今回ご紹介の「節れんこんのど飴」は麦芽水飴に、この節蓮根粉末を練り込んだ飴です。

伝統の地釜炊き

飴の製造は、山下製菓(鹿児島県薩摩郡さつま町)にお願いしています。山下製菓は、鹿児島名産の「さつまいも飴」が看板の飴屋さんで、麦芽水飴の扱いに非常に長けています。
主原料の麦芽水飴は、国産さつまいもデンプンを開放釜に入れて大麦麦芽で糖化し、開放釜で直火濃縮した、伝統製法の水飴です。
素材本来の風味やコクが残り、丸みのあるやさしい甘さが特徴です。
製造工程は、いたって素朴。麦芽水飴を弱火で温めて溶かし、直径90cmの真鍮の釜に移して、直火で炊いていきます。15分ほどで表面がプクプクしてきたら、節蓮根粉末を加えてさらに40分ほど炊きます。「焦げないように、火加減をみながら…気温や湿度で状態が変わるから、釜につきっきりです」と山下社長。こうして地釜で炊く飴は、真空釜と違って時間も手間もかかりますが、直火ならではの香ばしさが出るのです。
木べらに少し取って仕上がり有確かめ、よし!となったら、アツアツの飴を冷却台に流し込み、まだ熱く柔らかいうちに、軍手をは
めた両手で捏ね上げていきます。一釜23.5kgの飴の塊を相手に、ここは時間との勝負。「じっと見てたら駄目ですよ、冷めると固まっちゃうから」。
15分ほど捏ねて、やや固まりかけた飴を成型機にかけ、少しずつ棒状に延ばします。直径1cmまで延びたら丸く裁断し、個包装して
節れんこんのど飴」の出来上がりです。
新登場の「昔ながらのしようがあめ」も製法は同じ。こちらは麦芽水飴に高知県産生姜粉末だけを加えた、ピリッとなつかしい風
味です。

砂糖不使用、昔ながらの飴

2種類とも砂糖不使用。麦芽水飴の甘さが控えめで、あきのこない飴です。香料、着色料、酸味料、エキス類など一切不使用ですから、お子様にも安心です。飴の型から外れやすくする離型剤も安全性を考えて、さつまいも澱粉を使っています。
個包装なので、お出かけバッグに2~3個忍ばせて、のど飴、気分転換に。「あめちゃん、食べる?」と大阪風のコミュニケーションにも一役買います。

自然食品のお店サンショップのオススメ

無双本舗 節れんこんのど飴 70g

国産さつまいもから作った麦芽水飴と国産蓮根粉末(節・実)、国産本くず粉、国産生姜粉末、食塩 を使用 した甘さ控えめのなつかしい飴です。
甘さ控えめで、あきのこない飴ですから、のど飴としてはもちろん、おやつにもどうぞ!

自然食品 生産者紹介 クロスロード

素材にこだわる焼菓子屋さん

クロスロードは大阪南端の海沿いの町にある、小さな焼菓子工場です。代表の道窪祐一さん(57歳)はオーガニックやフェアトレードの食品事業に携わった後、47歳で独立して開業しました。名前の由来はCROSS-ROAD、「お菓子を通じて、多くの人が行きかう交差点のような役目を果たしたい」と願っての命名です。
創立当初は素材にこだわる余裕もなく、ただ一生懸命に作りましたが、評判が良くないどうすれば道が開けるのか自問自答したとき、思い出したのは、前職で訪れたフィリピン·ミンダナオ島で目にしたパイン畑の光景でした。野鳥や虫たちと共存する有機栽培の畑と、生きものの気配がないプランテ-ションの違いを、僕は肌で知っている。原点に戻り、安心安全にこだわった本物のお菓子を焼こう。その方が自分としても、自然だよそれからは原材料を見直し、国産と有機栽培にこだわった商品開発に方向転換。素材のよさと手作りの素朴な味わいが評判になり、現在はクッキー、ワッフル、グラノーラなどが人気です201 8年10月には有機JAS加工食品工場として認定を取得。オーガニックを求めるお客様の期待に応えていきます。

国産小麦のベルギーワッフル

ワッフル(waffle)はイーストなどで発酵させた生地を、格子模様の鉄板(ワッフルベーカー)に挟んで焼き上げたお菓子です。
有名なベルギーワッフルには、軽くて甘さ控えめの生地を長方形に焼く“ブリュッセル風”と、密度が濃く甘い生地を丸く焼く“リエ-ジュ風”があります。
クロスロードの「国産小麦のペルギーワッフル」は、日本人にもなじみの深いリエージュ風。フランス産パン酵母で発酵させた生地はもっちりと食べごた本人にもなじみの深いリエージュ風。フランス産パン酵母で発酵させた生地は、もっちりと食べごたえがあり、パターの香りがリッチな味わいです。

サクサク!ワッフル型クッキー

新登場の「ワッフルクッキー」は、酵母を加えないクッキータイプの生地をワッフルぺーカーで焼き上げた、ひとくちサイズのクッキーです。クロスロードを訪れたムソー商品部·加藤が、試作品のコロコロした形とワッフル模様に一目ぼれ。今回の開発となりました。
原材料はオーガニックにこだわり、オーストラリア産有機小麦粉、国産バター、ブラジル産有機砂糖、国産卵を使用。8gずつ計量した生地を手で丸め、ワッフルベーカーに8個ずつ並べてプレスして焼き、熱いうちに有機シュガーをまぶします。サクサクした食感がクセになるおいしさで、素材の味(とくに粉の風味)がストレートに楽しめます。ひと粒ひと粒手作業で心を込めて焼いていま「にんじん」「ほうれん草」は、国産野菜粉末で
風味を添えました。「喜ばれたら、ゴマやチアシード入りも焼いてみたい」と道窪さん。さらなる新商品が楽しみです。

自然食品のお店サンショップのオススメ

クロスロード ワッフルクッキー・プレーン 7個

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有機小麦粉、バター、有機砂糖など厳選された原材料で作った、ひとくちサイズのワッフル型クッキーです。サクサクした食感が癖になる自然食品です。素朴なプレーンタイプ。

生産者紹介 平田産業

安心安全な菜種を求めて

菜の花畑に 入日薄れ 見渡す山の端霞ふかし…唱歌「おぼろ月夜」に歌われた春の風景です菜種はかつて日本各地の農村で栽培され、地元の搾油屋さんで炒って搾って菜種油となり、家庭の調理油として広く庶民に使われてきました。
平田産業の創業は1902年、菜種の特産地だった福岡県筑後平野の一角に搾油業を興し、1929年から本格的に「純正ナタネ油」の製造販売を始めました。かつてはすべて国産菜種を使っていましたが、国産原料の確保が難しくなり、1967年頃から主にカナダ産菜種を使用。1996年、カナダで遺伝子組み換え(GM)菜種の商業栽培が始まったのを機に、オーストラリア産100%に切り替えました。
現在は南オーストラリア州の非遺伝子組み換え菜種を輸入しています。ムソーの「純正なたねサラダ油」は、このオーストラリア産非遺伝子組み換え菜種だけを使った圧搾番搾りのサラダ油です。

国産菜種の搾油を再開

一方で、社長の平田繁實さんには「いつか再び国産の菜種油を作りたい」という思いがありました。国産原料が安定的に手に入る日を待って2010年、たきかわナタネ生産組合(北海道滝川市)、平田産業、ムソーがともに手を取り、滝川産の純国産品種キザキノナタネを限定使用した「国産なたね油」が発売されました。焙煎菜種の香りと琥珀色をそのまま残した、まろやかで重厚な風味の菜種油です。

国産なたねサラダ油の歩み

滝川の生産者が丹精こめて育てた国産菜種を手にしたとき、平田さんにはもうひとつ夢が生まれました。「この菜種でサラダ油も作りたい」。今の若い方はサラダ油で育っています。国産の菜種油をいつもの油と同様に使っていただくには、くせがなく使い勝手のいいサラダ油にするのがベストだと考えたからです。こうして2011年4月、「国産なたねサラダ油」がムソーから発売されました。
このたび、さらに国産菜種油のユーザーを広げるために、大容量の「国産なたねサラダ油PET910g」を新発売します。この取り組みが、お客様の健康づくりに貢献するとともに、日本の自給率アップの一助になればと願っています。

圧搾一番搾り、丁寧に湯洗い

まず菜種を蒸して焙煎し、機械の圧力をかけるだけの圧搾一番搾りで搾油します。石油系溶剤のヘキサンで処理していないので安全性はもちろんのこと、酸化しにくいのもうれしい点です。
搾った原油に食酢を加えてガム質などの不純物を沈殿させ、次に約70℃のお湯で湯洗いをし、水と油が分離する力を利用して不純物を取り除いたのが「国産なたね油」です。
国産なたねサラダ油」はこの後、白土で脱色し、高温高真空状態で水蒸気を加えて脱臭します。

自然食品のお店サンショップのおすすめ

ムソー 国産なたねサラダ油PET 910g

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ムソー 国産なたねサラダ油PETは、北海道滝川産「キザキノナタネ」の圧搾一番搾りを、薬品を使用せず、湯洗いなど物理的な方法で精製した自然食品です。淡白で軽い風味のサラダ油です。 使いやすいPETボトルタイプ。

自然食品メーカーの紹介 トーエー食品

主婦の声から生まれた「ノンカップ麺」

トーエー食品は1949年の創業以来、カップ麺·即席麺を製造してきました。1995年、工場見学に訪れた主婦の「カップ麺はカップがゴミになる。袋入り即席麺は子どもやお年寄りに火を使わせるのが心配。カップに入っていないカップ麺があればいいのに」という声が、ノンカップ麺誕生のきっかけとなりました。
最初の課題は、麺のリニューアル。樹脂製のカップに比べて、家庭の陶器は熱湯の温度が下がりやすいため、低温でもほぐれやすい麺が求められます。また、食品添加物の「かんすい」を使わずに、コシとつるみのある理想の麺を作るのは至難の業です。
小麦粉と水の配分、こね方、蒸し時間、揚げ時間など試作を重ねること2年、会心の麺が完成し、ノンカップ麺が誕生しました。販売開始から20年を経た今も、気温や湿度の変化に合わせて麺の延ばし加減を調節するなど、職人技ともいえる麺作りをしています。

おいしさと安心安全のために

麺には国内産小麦粉と国内産馬鈴薯粉を使用。製麺の基本は小麦粉を塩水でることですが、ムソー「向けのノンカッフ「どんぶり麺」には、特別に沖縄の海水で溶した塩を使っていただいています。かんいや増粘剤などの食品添加物を使わず、独の製法で歯ごたえのある弾力とコシを出し植物油で揚げています。
味の決め手となるスープは、化学調味料使用。かつおやさば節のダシ、野菜や肉の然エキスを使った、あっさりしていながらみとコクがあります。「最後の一滴まで飲み干せるおいしさ。丼で作るスープは熱すぎず、召し上がりやすいですよ」と、トーエー食品の鈴木専務。

熱湯を注いで3分、手軽さが人気

麺を丼に入れ、お湯を注いで待つだけで、手軽においしい即席麺ができあがります。
近頃は、家族揃って休日のお昼ごはんや、塾帰りや残業後のお夜食に人気だそうです。
災害に備えての備蓄品としてもおすすめ。
お湯さえあれば温かい麺とスープが召し上がれて、ほっと一息つけるでしょう。

ちなみに、売り上げベスト3は、

1.カレーうどん
2.しょうゆ味ラーメン
3.きつねうどん。

鈴木専務のイチオシは、国内産ひきわり納豆がたっぷり入った納豆そばだそうです。あなたのお気に入りは?

自然食品のお店サンショップのおすすめ

トーエー どんぶり麺・納豆そば 81.5g

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どんぶりに入れて熱湯を注ぐだけで手軽に食べられる自然食品の「ノンカップメン」。国内産ひきわり納豆入りのおそばです。

オーサワジャパンのマクロビオティック料理セミナーと倉庫見学

6月12日オーサワジャパンのマクロビオティック料理セミナーと倉庫見学に参加しました。

インカインチ商品説明会

マクロビオティック料理セミナー

使用した食材です。

五分搗き米

10月発売の新商品、玄米パン。プレーンとよもぎの2種類

お昼ご飯です。

倉庫見学