身体にやさしいマクロビオティックのバナナケーキレシピ

毎日の食生活で疲弊した身体にとてもやさしいマクロビオティックのバナナケーキレシピを紹介します。

マクロビオティックとは、肉や卵、乳製品などを使わず玄米などの穀類を主食とし、植物性の原料をメインに摂取する食事法です。
このバナナケーキは、砂糖の代わりに甜菜糖を使い、牛乳の代わりに豆乳を用います。もちろん卵は使いません。

材料は、薄力粉ベーキングパウダー甜菜糖菜種油豆乳、バナナとクルミを用意します。
オーブンを予め180度に温めておき、パウンド型にクッキングシートを敷いておきます。
薄力粉とベーキングパウダーをふるいにかけ、甜菜糖・塩・菜種油・豆乳を合わせたものを少しずつ加えて混ぜていき、最後にバナナとクルミを入れてダマにならないように気をつけてさっくりと全体を混ぜ合わせます。
型に生地を流し込み、180度のオーブンで25分程焼いて出来上がりです。

マクロビオティックのバナナケーキですが、作り方は至ってシンプルで普通のパウンドケーキの作り方と大差はありません。
出来れば一日経ってしっとりした状態で食べると美味しいのでお勧めです。

バターや牛乳、卵の代わりに菜種油や豆乳を使っているので、あっさりと軽く少し蒸しパンに似た印象があります。
普通のケーキに比べて、食べた後も胃もたれしにくい身体にやさしいケーキです。
バナナの自然な甘みやクルミの香ばしさが活かされ、素材の味をしっかり感じられるバナナケーキを是非作ってみましょう。

添加物を緩和?玄米の解毒作用とは?

私達が食べている食品は畑や山、海、川で取れた自然の恵みだけではありません。
加工された食材を日常的に摂るようになっていて、1日に摂取しない日は無いのではないでしょうか。
食材でも加工されているものが多いのですから、選択範囲は限られてしまいます。
そこで、日ごろの食事の中に取り入れるだけで、解毒してくれる食品が玄米です。

玄米に含まれているフィチン酸は細胞を育成に働きかけてくれます。
汚染物質であるカドミウムなど化学結合して塩分となって体の外へと排出してくれる作用が期待できます。

また、畑で取れたはずの野菜にも農薬が使用されている事が多いですが、農薬の解毒も可能にしてくれています。

食品添加物、農薬の解毒ができるなら毎日でも食べたいですね。もちろん、玄米は解毒以外にも優れた性質を持っています。
玄米には食物繊維も豊富です。
体の中の老廃物をしっかりと出してくれますし、食材それぞれの栄養をしっかりと吸収できる体にしてくれます。

玄米が体に良いと言われても、なかなかメニューに取り入れられずにいる人は多いかもしれません。
玄米だけで食べるのは理想ですが、初めてとりいれるなら白米に混ぜて食べるのがおすすめです。
一番手軽なのはおにぎりにするといいですよ。
チャーハンにしたり、カレーやごま入りのふりかけをかけるだけでも美味しくいただけます。

体に良いものでも美味しくなければ食べ続ける事は困難です。
ほんのひと工夫、ちょっと足してみるというアレンジが効いてきます。

マクロビオティックレシピの一工夫

マクロビオティックというととてもこだわりを感じたり、難しいと思う方も多いかもしれないです。でも、マクロビオティックは実際はシンプルです。【長生きしていくための理論や方法】という意味を持つ言葉で、体や精神的な問題を見つめる原点です。そこで体をつくるための食に注目されているわけです。

ですから、体に良いものを体の中に入れていくだけ。はじめはシンプルに取り入れたほうが続けやすいですよ。例えば3食の食事ですべてのメニューを意識するととても大変に感じられるともうのです。いつもの食事にマクロビオティックを少しづつ取り入れていき、それを継続していけば自然とメニューも豊富になってくると思います。

最初に簡単にできる事は1つの食材を取り入れる事です。例えばいつものサラダに普段食べる機会が少ないなと感じているお豆などをプラスしてみましょう。それだけでも体によさそうじゃないですか。お豆の栄養が体に入るのですから、それだけでも十分です。お豆を味噌汁に入れたり、おひたしに添えたり。

そして、そういう体に良い食材としてマクロビオティックを取り入れていくと、自然とこだわりが出てくると思うのです。ですから、はじめから無農薬の野菜を使わなければ!と気負いしない方がいいと思います。無農薬野菜は手に入れるのが簡単じゃないですよね。無農薬野菜が買えない、買いに行くのが大変と嘆くならまずは手軽に手に入る野菜でメニューを充実させると良いですね。

はじめは完璧を目指さないところから始めてみましょう!

マクロビオティックの基本はご飯!

マクロビオティックは日本の食文化ととてもピッタリ合っています。
玄米穀物を主食にして、季節のお野菜、海藻などのお味噌汁、漬物を食べる事で十分マクロビオティックの食事メニューが実現できます。日本人が古くから食べてきた食事こそがマクロビオティックそのものなので、このシンプルな食事をする事が私達の体にもっともしっくりと合いやすいようです。
輸入食材が増えている現代人は肉や小麦などを取る機会が増えて、アレルギーや生活習慣病に繋がっています。
欧米食文化は日本人の体に合いにくかったという事でしょう。

だからこそ、日本人はご飯をしっかりと食べる事がマクロビオティックの一歩です。
普段白米を食べているご家庭が多いですが、白米にはない栄養が雑穀類には多く含まれています。

アミノ酸のバランスが良いご飯は麺類やパンなどよりも、しっかりと噛む食事ができます。
しっかり噛むことができると、消化にも良いですし消化器系の内臓にも負担が減ります。
噛む回数が多いほど、食べ過ぎ防止になるので良く言われる【腹八分目】を実現できます。

ごはんと一言で言ってもアレンジはいろいろできますよ。
わかめご飯、サトイモの炊き込み、玄米のおにぎり、大根の葉っぱとごまのご飯、たけのこご飯などです。
炊いた後に混ぜるだけで簡単ですし、ごはんに1つ食材を加えることでバリエーションも栄養も豊富になります。すりつぶしてオリジナルのふりかけにして、ごはんにかけてもいいですね。

主食を玄米にしよう

私はなるべく食品添加物が入っていない食べ物を食べるようにしています。まず主食は玄米にしています。
玄米はお米よりも少しぱさついた感じがしますが、噛めば噛むほど甘味が出るので美味しいお米です。

玄米と一緒に黒豆小豆大豆、それから粟や稗やアマランサスや黒米などの雑穀を一緒に炊いて食べると、栄養価バランスが良くなります。
今の日本では、主食を白米にしている方が圧倒的に多いと思うんです。
白米というのは糠の部分が全て取ってしまっているので、ほぼ糖質でビタミンやミネラルや食物繊維などの栄養素がほどんど無い状態です。
なので白米ではなくて、玄米を食べるようにすると乾燥肌も和らぎますし、便秘も治ります。玄米を選ぶ時はなるべく無農薬で作られているものを選ぶようにすると良いです。
農薬というのは糠の部分に残ってしまうので、無農薬の玄米を選んで買うようにすると良いです。

ダイエットにも良いマクロビオティック風のトマトスープ

ダイエットにも良いマクロビオティック風のトマトスープのレシピを紹介します。

材料は、トマト・パプリカ・ピーマン・人参・セロリ・ほうれん草・玉ねぎ・です。
トマトとパプリカ・ピーマン・人参・セロリ・玉ねぎを全て角切りにします。
そしてほうれん草は下茹でをして、小さめにカットしておきます。
セロリの葉も小さめにカットしておきます。
それから鍋にトマトとほうれん草とセロリの葉以外の野菜を入れて、野菜がひたひたになるくらい水を入れて火にかけます。
そして野菜が煮えたらトマトとほうれん草とセロリの葉を入れて、塩で味と調えるだけで完成です。

とても簡単でシンプルな食材だけで作られているスープです。
トマトの酸味と玉ねぎと人参の甘さとセロリの風味が合わさったトマト味のスープで、さっぱりした味わいでとても美味しいです。
このトマトスープに玄米をそのまま入れて煮ると、玄米のトマトリゾットになります。
コクをプラスした時は、オリーブオイルを少々かけたり、豆乳で作ったカッテージチーズをリゾットの上にかけて食べると、コクが増して美味しくなります。
そして辛さが欲しい時は、最後にこぶち切りの赤唐辛子を散らして食べると辛味が出て美味しくなります。

体が温まるので冬はもちろんエアコンで冷えたからだにもぴったりのスープレシピです。

このトマトスープが残った場合は、カレー粉を入れてトマト風味のカレールーにして食べても美味しいですよ。
低カロリーなのでダイエットに良いトマトスープです。

そば粉を使ったマクロビオティック風のスイーツ

そば粉を使ったマクロビオティック風のスイーツを紹介します。

まず1つ目のレシピは、そば粉の豆乳クレープです。
クレープ生地はそば粉と豆乳で作ります。
そして生クリームの代わりに豆乳ホイップクリームか豆乳クリームを使います。
そして普通のクレープのように、クレープ生地の中に豆乳ホイップくりーうか豆乳クリーム、そしていちごやバナナや蜜柑などのフルーツを入れて完成です。
豆乳ホイップクリームは、スーパーの生クリームを置いてあるコーナーにあります。
豆乳クリームよりもやはり豆乳ホイップクリームのほうがコクがあって、普通のクレープのような味わいになります。
そば粉と豆乳で作ったクレープ生地は、風味が良いですし食感ももちもちしていて美味しいです。

それから二つ目のレシピは、そば粉のみたらし団子です。
作り方はそばがきを作る工程と同じです。
鍋にそば粉と少な目の量の水を入れて、火にかけながらかき混ぜます。
そして固く固まったそばがきが出来たら、てんさい糖と醤油で味を付けるだけです。
そばがきに甘辛い醤油だれの相性が抜群で、普通のみたらし団子よりも和テイストな味わいで美味しいです。
そばがきにあんこを付けたり、きな粉とてんさい糖と塩を付けて食べても美味しいです。
スポンジケーキやクッキーなどを作る時にも、そば粉を少し入れると風味が良くなって美味しくなります。

そば粉は栄養たっぷりな穀物なので、ぜひこんな風にしてスイーツを作って食べてみて欲しいです。

自然食品で調味料を作ってみよう!

市販の調味料には、色々な食品添加物が入っています。
着色料や香料やアミノ酸などの化学調味料や乳化剤や保存料など、調味料の見た目を良くしたり、風味を良くさせたり長持ちさせる為に、色々な食品添加物が入っているんです。
それから味を濃くするために、白砂糖や塩なども沢山入っているので、健康に良いものでは無いと思います。
なので調味料を自分で作ってみてはいかがでしょうか?
まずマヨネーズは、豆乳やレモンやオリーブオイルや塩を使って、卵を使わないで植物性のマヨネーズを作っています。

そしてトマトケチャップは、トマトと塩を使ってトマトを鍋で入れて煮詰めて塩で味付けしたものを使うようにしています。
それからめんつゆは、お醤油とお酒と昆布と鰹節やさば節を使って、自分で出汁を取って作るようにしています。
それからラー油は、ゴマ油に赤唐辛子を刻んだものを入れて寝かせて作ったものを使うようにしています。

そしてソースはなかなか手作り出来ないので、ソースは使わないようにしています。代わりにお醤油やめんつゆを使うようにしています。

焼肉のたれは、お醤油と玉ねぎとニンニクとリンゴのすりおろしを混ぜて作ったものを使うようにしています。

このように、調味料は自分で作ることが出来ますので、健康や美容の為にも市販の調味料は使わないようにしたほうが良いです。
どれも簡単に作れるのでおすすめです。

オメガ3たっぷりの頭が良くなるマクロビオティック料理のレシピ

オメガ3たっぷりの頭が良くなるマクロビオティック料理のレシピを紹介します。

まずひとつめのレシピは、ほうれん草や小松菜や春菊などの青菜とえごま油と塩を使った、青菜のえごま合えです。
まず青菜を茹でて水気を取って食べやすい大きさにカットします。
そして茹でた青菜とえごま油と塩と合わせて混ぜるだけです。
とても簡単なレシピです。
えごま油は様々な食品の中でも、特に頭が良くなると言われているオメガ3の脂肪酸が豊富に含まれています。
媚態んたっぷりの青菜とオメガ3の脂肪酸たっぷりのえごま油を組み合わせると、とても体にも脳にも良いレシピになります。
それからえごま油の代わりに、えごまそのものを使っても良いです。
えごまを使う時は、えごまをすり鉢ですってから青菜と和えるようにすると良いです。
それから胡桃にもオメガ3脂肪酸がたっぷりと含まれていますので、えごま油の代わりに胡桃を使っても良いです。

そしてふたつ目のレシピは、えごま油を使ったドレッシングをかけた野菜サラダです。
えごま油とレモン汁と玉ねぎと人参のみじん切りと塩を混ぜ合わせたドレッシングを、レタスや春菊や水菜やトマトやきゅうりなどの生野菜にかけるただけの簡単なレシピです。
えごま油は酸化しやすい油なので、生のままそのままドレッシングにして食べると良いです。
野菜サラダや温野菜にかけて食べるのも良いですし、冷ややっこにかけても洋風テイストになりまた違って美味しいです。
頭を良くしたい時には、えごま油と胡桃はおすすめですよ。

酢で野菜サラダ、これが意外と?

お酢が身体に良いことはわかっている、でも今ひとつ使いにくい」と思っている人は多いでしょう。
確かに醤油に比べて使う頻度は高くないし、ドレッシングなど市販の酢を用いた合わせ調味料で間に合っているかもしれません。
ではなぜあえて「酢」なのか、お話していきましょう。

疲労回復、新陳代謝促進、血圧を正常値に戻す、唾液分泌促進、内臓脂肪を減らす、消化吸収を助けるなど、酢の効用は様々です。
よって健康に気を使って酢を飲んでいる人は多いようです。
それでもカプセル入りの服用や薄めてはちみつを足して飲むことがほとんどでしょう。それ以外思いつかないという人もいるかもしれません。
それに種類も多すぎるし、初心者としてはどれを選んだらいいのでしょうか?

まずは純米酢で野菜サラダを食べてみませんか?酸味が強い時はこうするのです。

  1. 一晩中だし昆布につける
    または
  2. みりん1を鍋に沸かしてアルコール分を飛ばし、酢1を入れ15秒程度沸かす

これをすでにオイルをよく馴染ませた野菜サラダにかけるのです。
このままでも充分おいしいですが、塩や醤油やゆずごしょうで整えても構いません。
その際には塩分過多にならないよう注意しましょう。

そうするうちに熟成期間の長い酢を試してみたくなります。
たとえば黒酢はコクがあり酸味が軟かくなりますからそのままサラダにいれても充分おいしいし、風味が良くて飽きることも少ないようです。

もちろんデメリットもあります。
一度に大量に飲んだり、空腹時に飲んだりすると胃へ負担がかかったり、まれに中毒を起こすこともあります。
また酸化しやすいため開封後は冷蔵庫に保管することが必要です。
また熟成の長い酢はお値段も少し高くなりますね。

それでも余りあるほどの効き目を持った酢、キッチンの主役級に格上げして元気な毎日を過ごしましょう。