マクロビオティックを実践することで得られる効果とは?

マクロビオティックは日頃の食事の摂り方を工夫することで、いろいろな効果を生むとされていますが、具体的にはどういった効果があるのでしょうか?
代表的なのはやはり美容や健康になります。
健康に関する効果が有名で、それを目当てに行っているという人も多くいるでしょう。
マクロビオティックを実践するとどういう健康の効果があるのか?というと、1つは冷え性の改善です。

冷え性に悩んでいる人は割と多くいると思われますが、そういった症状を改善するのに、マクロビオティックは特に効果的と言われています。
その理由は、マクロビオティックは体温を上げるのに有効だからです。
マクロビオティックでは、玄米雑穀、そして有機野菜などを中心とした食事を摂っていくことになりますけど、マクロビオティックで使用される食品は体温を上げやすいものが多いとあれているので、それによって冷え性が改善していく可能性があるのです。
また、マクロビオティックによって体温が上がれば血行が良くなるので、それも健康にとっては欠かせない効果と言えるでしょう。

マクロビオティックによって身体にいろいろな変化が訪れる可能性もありますが、それらの多くはプラスの変化になるはずです。
悩みを解決してくれる場合もありますから、もし自分が抱えている悩みがマクロビオティックによって解決できるとするならば、やはり健康や美容のために多くの人にとって実践してもらう価値があるのではないでしょうか?

天然の自然食品が中心となるマクロビオティック

マクロビオティックの食事の概念では、天然の食物を中心にすることが一般的な考え方のひとつとして挙げられています。
米や小麦などの穀物を主食として、そこに野菜や魚、肉などを主催や副菜とすることが最も良い食事のとり方として認識されているのではないでしょうか。
こうした天然の食べ物がメインに据えられることにより、食材そのものの味や食間を楽しむことができるため、食事を美味しく楽しむことにも繋がるのではないかと思います。

ここ数年は、マクロビオティックの食事の在り方を取り入れながら、健康的に生活する人が数多く見受けられています。
砂糖や塩などの調味料での味付けに頼らないこともマクロビオティックの考え方ですが、年代や性別を問わずこうした食事によるメリットは期待できるとされています。
自然食品を中心にして、様々な食材を摂取することを心掛けることが、毎日の健康的な生活に直結していくのではないでしょうか。

マクロビオティックの食事の方法を取り入れる人たちの間では、これからもこうした食事を実践する機会が多くなるのではないかと推測されています。
そのため、自然の食材から健康な体を作り、病気の可能性を低くすることにも関わっていくのではないかと考えられています。
マクロビオティックを行う人は年々多方面で増え始めているとみられています。
現在よりも、マクロビオティックの食事で健康維持などを実現させる人も、多くなるのではないかと思います。

玄米を取り入れるメリットとは

「さぁ、今からマクロビオティックを始めましょう!」と言われたら、あなたは何から始めますか?
ゼロからマクロビオティックを始めようとすると、揃えなければいけない食材がたくさんあって大変ですよね。
その中でも多くの方が真っ先に取り組むのが、今まで食べていた白米を玄米に変えることだと思います。

マクロビオティックといえば玄米!というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
では何故、マクロビオティックでは玄米を食べるのでしょう。
意外とこう聞かれると答えにくいものですね。とりあえず、何となく体に良さそう、というイメージしかないのではないのでしょうか。
玄米ご飯が体に良いのは間違いありません。しかし、もう少し詳しく玄米の良さについて知って頂けたらな、と思います。

まず、玄米は、白米の約5倍も食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整え、お通じを助けてくれます。便秘の方には嬉しい効果ですね。
また、フィチンという成分も含まれており、これは食品添加物などの私たちに有害な毒素を排出してくれる作用があります。
このように、玄米は食物繊維と合わせて素晴らしいデトックス効果を持っているのです。
整った腸内環境は、美肌に役立ち、病気を防いでくれます。玄米を食べることで様々な健康・美容効果を得ることができるのです。

しかし、普段なら私たちに嬉しい効果をもたらしてくれる玄米ですが、悪い面もあります。
まず、白米に比べると消化しにくいことが挙げられます。病気のときやお腹の調子が悪いときには玄米は適していません。
また、先ほど挙げたフィチンはミネラルと結合しやすく、体に必要なミネラルも救出して体外に出してしまう、とも言われています。普段から貧血に悩まされている方は玄米の食べ過ぎにに注意する必要もあります。
玄米のメリットとデメリットはちょうど表裏の関係で成り立っています。
健康体では玄米の良い効果を十分に得ることができますが、お腹の調子が良くないときなどはかえって調子を悪くしてしまうかもしれません。

マクロビオティックは体に良いものではありますが、無理をしては続け辛くなってしまいます。
適宜に自分の体調と相談しながら、食べ物から自分の体に必要な栄養を頂きましょう。

マクロビオティックの玄米を取り入れるメリット

マクロビオティックは自然体の食品を取り入れた食事の習慣を行う方法ですが、体に無害な農薬が使われていない野菜のほかにも玄米を取り入れるメリットがあります。
玄米を取り入れるメリットは、いくつかが挙げられます。ビタミンに優れた玄米の本来の特徴があるため、肌を健康的な状態に導いて内部からキレイにしていきます。
食物繊維を豊富に摂取できるため、腸の働きを良好にして便秘を解消させてす。

食べすぎる食生活を送っている場合はマクロビオティックによる玄米を取り入れることで効能を得やすくします。玄米は食べ過ぎる点や高カロリーに慣れてしまった体の改善に役立てられます。

さらにダイエットを目指しすときにも有効であり、食べる量をある程度のまま維持した状態で低カロリーを実現させます。自然に小食につながるため、食べ過ぎによる病気のリスクを急激に減らし、体の中の病気の要素を減らすためにも有効です。
マクロビオティックによる玄米はファイトケミカルを実現させてくれます。人間の本来の体が秘めた抗酸化力や免疫力の向上に導き、健康維持や改善につなげられます。

マクロビオティックの玄米を取り入れるメリットは、体の病気の原因となる栄養素を取り除いていき、人間が本来から秘めた健康を取り戻すための機能を促進させていきます。

マクロビオティックの魅力と玄米について

マクロビオティックとは穀物や野菜、海藻類などを中心とする食事を摂ることで、自然と調和し健康な暮らしを実現する考え方です。
日本の伝統食をベースにしている特徴があります。

そもそもマクロビオティックの語源は、訳すと大きな生命の術となり、3つの言葉から出来ています。古代ギリシア語を語源とし、自然に即した命のあり方という意味です。
マクロビオティックは外国で生まれた考え方の様に思われますが、日本人が提唱し根付かせた食生活の知恵であり、ライフスタイルなのです。

マクロビオティックの基本はご飯です。
玄米をはじめとした穀物を主食にして、旬の野菜や海藻の味噌汁、加えて漬物で頂く事でマクロビオティックの食事となります。
日本人はもともと一汁一菜の生活を行い、シンプルな食事で健康に暮らしていました。
戦後の肉類をはじめとした動物性食品が多くなり主食、副食などの考え方が薄れていきました。
今でいう生活習慣病の病気が急増する原因となりました。

マクロビオティックを始めるに当たって基本の主食は玄米がおすすめです。
玄米の胚芽にはビタミン、ミネラルなどの栄養素が多く含まれていて、食物繊維も豊富で腸の働きが良くなります。
主食をいきなり切り替えて生活する事は大変な事ですが少しづつ玄米を主食に取り入れていく事が肝要です。
レトルト玄米ご飯などは気軽に玄米を摂る事が出来るのでおすすめです。
マクロビオティックの生活を心掛けるには自分の健康に対する意識を強く持つことが肝要です。

マクロビにおけるタンパク質の摂取方法について

マクロビを実践されている方は、みなさん健康や美容のために食事に気を使っていらっしゃることと思います。
しかし、マクロビ間違った方法で取り組んでいたり、ヘルシーを心がけるあまり、過度に栄養のない食事を取っていては、かえって体にとってよくない結果をもたらしてしまいます。

マクロビでありがちなのが、先ほども挙げた栄養の不足です。
マクロビは肉や魚、乳製品などを避けます。これらを摂らないことによってタンパク質が不足してしまうケースが非常に多いのです。
タンパク質が不足すると、貧血になったり、スタミナ不足になったり、体の組織が十分に働かなくなったりしていまいます。
他の食材でタンパク質を補えることができていれば良いのですが、なかなか上手く代用の食材を活用できていないことも多く、マクロビの問題点であると指摘されてしまうのです。
では、肉や魚、乳製品を使わずにタンパク質を摂るには何を食べれば良いのでしょうか。

まずは一番皆さんがよくご存知の豆腐です。豆腐の原料である大豆はタンパク質が豊富に含まれています。
また、同じ大豆製品である豆乳も、牛乳の代用として多く用いられていることは有名ですね。
しかし、特に男性の方などは毎日豆腐、というのも飽きたり、ボリューム不足だと感じてしまうこともあるでしょう。
そのときに、同じ大豆製品でも、おあげや高野豆腐を使うと、ぐっとボリュームが上がります。おあげを選ぶときは、酸化されていない良い揚げ油が使われているか、きちんとチェックしましょう。煮物だけでなく、ステーキにもできますし、男性の方でも満足できるでしょう。
他にもおからも煮物だけでなく、サラダやハンバーグにもできますし、スイーツを作ることもできます。
このように、豆腐だけでなく、様々な大豆製品を活用することで、料理の幅も広がります。
また、大豆製品以外にもタンパク質を摂取できる食材はいくつかあり、特に同じ豆類は強い味方となってくれます。また、ピーナッツやごまなどのナッツ類もマクロビにおいて良いタンパク源となるでしょう。

折角、健康のためだと思ってやっていることで不健康になってしまっては、とても悲しいですね。
少し食材を工夫するだけでマクロビのタンパク質不足は解消できます。
マクロビは正しく行えばとても健康のために良いものです。今一度、自分の食事内容を振り返って、必要な栄養素をバランスよく摂取できているか確認してみて欲しいと思います。

玄米&野菜丸かじりで、マクロビオティック入門!

マクロビオティックという食生活のスタイルをご存じですか?全世界が肉や脂肪分を過剰摂取しがちな、欧米的な食のスタイルになりつつある傾向ですが、ここに反旗を翻して「本当に体が必要とするもの」を自然な取り方で摂取し、体本来の健康な力を取り戻そう、という動きです。

こんな風に書くと身構えられてしまいそうですが、要するに栄養価がスカスカになるまで精製されてしまった食品ではなく、できるだけ素の状態で食材を取り込み、そこにある栄養をとことん吸収しましょう、という食べ方です。厳密には、肉や魚といったたんぱく質を忌避する方法もあるのですが、ベジタリアン食やヴィーガン食に抵抗のある方も多いですから、ここでは少しだけ「なんちゃってマクロビ」食を見てみましょう。

例えば日本人の主食たるお米ですが、精製された白米ではなく、玄米雑穀に切り替える方法が提唱されています。とは言っても食べなれていない人に、いきなり全・玄米食はかなりきついもの。初心者には、白米に一割ほど、玄米やなどを混ぜ込んで炊く方法がおすすめです。慣れてくると、雑穀それぞれの味わいがよくわかるようになり、美味しいものですよ!

また、野菜は皮の部分をむかずに、丸ごと食べるのがおすすめです。にんじんなど、実は外皮の部分にこそ、高濃度の栄養が集中していることが多いので、ここを捨ててしまうのはもったいないのです。農薬の心配がない、有機栽培の野菜は少々割高に感じられるかもしれませんが、マクロビオティックを実践して全部食べきれるのであれば、俄然経済的にもコスパが良くなってきます。ご近所の農家さんに直接話ができるのであれば、ぜひ農薬使用の有無を聞いてみましょう。まずは自分の好きな食材から、少しずつこだわって楽しいマクロビオティック食を展開していきましょう!

白米と玄米の違いとはどこにあるのか?

白米玄米という2つの種類のお米がありますが、この2つは何が違うのでしょうか?
どちらも私たちの生活に馴染みがあるものですが、実は栄養価に歴然とした違いがあります。

白米というのは玄米から作られたものになりますが、玄米が持っているメリット部分をそぎ落としたものと見ることもできるのです。
玄米には元々食物繊維などが多く含まれていることで有名なので、そういった部分に着目して、お米はあえて玄米を食べているという人もいます。
その食物繊維は白米では得られないのか?というと、ほとんど得られないのです。
ここが大きな違いになります。玄米に豊富に含まれている食物繊維は、白米にはほとんど入っていないので、栄養価の違いというのはこういったところになります。
玄米を精米する過程で、玄米に含まれている食物繊維などは消えてしまっているのです。
玄米が健康や美容において注目されている理由はここにあるのではないでしょうか?
白米では得られないメリットが玄米にはあるということになります。
だから、健康や美容目的でお米を選ぶならば玄米が良いとなりますし、そうじゃないのならば玄米でも白米でもどちらでも良いのではないか?となります。

玄米と白米は細かく見ると大きな違いがありますから、そういったところを理解したうえで普段食べていくお米を決めていくと良いのではないでしょうか?
恐らく多くの人はお米をほぼ毎日食べていると思うので、毎日食べるものだからこそ、お米選びは重要なのです。

今年こそ!マクロビオティックへの第一歩として白米を玄米

今年こそ、健康の為に自然食品、マクロビオティックを取り入れたいと思っているかたも多いと思います。
しかし、初心者はなかなかアレコレ続けることは難しいし、どの食材が自然食に該当するのか意外と判断基準が難しいという人が多いのではないでしょうか?

そんな人にお勧めなのが玄米です。毎日食べる白米を玄米に変えるだけで簡単に自然食品を食べることが出来るので、いきなり全ての食材を自然食品にするのは難しいので初めてマクロビオティックをする人には玄米が最も手軽ということが出来ます。

玄米というのは精製する前のお米で精米することで味はよくなりますが、その分栄養素は減ってしまいます。白米では取り除かれてしまった糠、胚芽、胚乳の部分にビタミン、ミネラル、食物繊維といった栄養素が含まれています。

勿論白米に慣れた人がいきなり玄米にするとちょっと食べ難い、美味しくないと感じるかもしれません。ですが玄米と白米の間には三分つき米、五分つき米、七分つき米、胚芽米と5種類ものお米があるのですから段階を踏んで慣れていくといいでしょう。
そんなときに手軽に精米できる精米機はとても便利です。

それに近年は玄米でも美味しく炊くことが出来る炊飯器が販売されています。それを上手に活用すれば体にいい玄米を美味しく食べることが可能と言えます。また白米を玄米にする他にも上白糖の使用を止めるのもマクロビオティックへの第一歩です。砂糖を使う変わりに粗製糖を使用するとか、黒糖を使用するなどしてみましょう。味に違いがあるので全部を置き換えることは難しいと言えますが紅茶などにはハチミツの方が合うと言えますし、代用が可能な分だけでも健康の為に変えてみて下さい。

マクロビオティックにおける、お料理の甘味の付け方

マクロビオティックは色々な原則がありますが、そのひとつに白砂糖を使わない、というものがあります。
しかし、いきなり白砂糖がダメだ言われても、今までずっと使っていた白砂糖がダメと言われてしまってはどうすれば良いか分からない…そういう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マクロビオティックでは、甘味はどうやってつけるのでしょうか。
白砂糖の代用品とともにご紹介したいと思います。

まず、どうしても今までのように白砂糖のような使い方で甘味をつけたいときには、白砂糖ではなく、甜菜糖を使いましょう。
甜菜糖は一般の白砂糖とは異なり、「甜菜」を原料として作られています。白砂糖はサトウキビからできており、体を冷やす作用があるのですが、甜菜は体を温める作用があるのです。
また、甜菜糖にはオリゴ糖が含まれており、お腹の調子も整えてくれます。
甜菜糖は白砂糖に比べてこのように利点が多いため、マクロビオティックにおいて推奨されています。
しかし、砂糖の使いすぎ自体が体に良いことではないので、白砂糖より体に良いから、とたくさん摂ったりはしないようにしましょう。

また、黒砂糖もミネラルが豊富に含まれており、白砂糖よりも良いとされています。
それ以外にも、メープルシロップ蜂蜜なども白砂糖の代わりとして用いられます。
また、原料が米である米飴というものもあります。さらに、同じ米が原料の甘酒を甘味付けに使うこともあります。

たくさんの代用品はありますが、自分が使いこなせそうなものから選んでいって頂ければ良いと思います。
しかし、一番良いのは、素材そのものの甘さを感じることです。
かぼちゃやサツマイモは、それだけで十分に甘いですよね。
いつも食べるカレーもルーを使わずにかぼちゃのペーストを作り、そこにスパイスを足していくと、ぽってりとした感じはそのままに、お子様でも食べられる甘口の美味しいカレーができます。
このように、工夫次第で白砂糖を使わずにお料理に甘味を加えることはいくらでもできます。
少しでも体に優しいお料理を心がけていけると良いですね。

【注意】蜂蜜は1歳未満の乳幼児には与えないでください。