話題の自然食品「チアシード」は汎用性が高い

近年、巷を騒がせている自然食品「チアシード」…既に皆様の耳に及んでいる事だと思われます。スーパーフードとも呼ばれ、マスコミなども現状こぞって取り上げています。
ですが、チアシードがそもそも何なのか等、得体の知れない感覚も少なからずあり、手を出すのを未だ躊躇っている方も多いのではないでしょうか?

チアシードとは、「シード」の名のとおり種子であり、中南米に生息するシソ科の植物の一種から採取出来ます。
では、その「種子」が何故これほど話題になっているのかと言うと、それは種子に含まれる栄養価にあるのです。
ビタミンやミネラル、たんぱく質、食物繊維、そして女性に嬉しいオメガ3脂肪酸など、その小さな見た目からは想像が出来ないほどたくさんの栄養価を含んでいるのです。
要は重量対効果に極めて優れており、これがチアシードが自然食品の中でもスーパーフードとカテゴリされる理由だと言えるでしょう。
それだけではありません。通常、栄養価に優れた食品は癖があったり食べにくかったりなど、摂取に煩わしさがあるものですが、チアシードにはそれがないのです。

チアシードはそもそも味自体がほとんどなく、あらゆる食べ物に混入させても全く主張しないため、容易に摂取が出来るのです。
よって飲料、サラダ、見た目のアクセントなど使い方は様々です。この汎用性の高さは、利用しないに は勿体無いと言えます。
巷を騒がせているチアシードは、巷を騒がせるだけの理由があるのです。

きな粉と黒ごまを手軽に食事に取り入れよう

健康に良いと言われている「ま・ご・わ・や・さ・し・い」食材のうち、ま・ごに当たる豆=きな粉、ご=黒ごまについてご紹介したいと思います。
薄毛・白髪に悩んでいる方には今オススメの食材です。
ゴマにはアンチエイジング効果があり、きな粉は大豆のイソフラボンが含まれているので男性ホルモンの働きを抑制する効果があると言われています。豆乳や牛乳に入れて飲むのもとても美味しいと思いですが、美味しかった誰にでもできる簡単な食べ方を紹介します。

1、玄米餅につける:
シンプルですが、とても合います。玄米は白米に比べて食物繊維が豊富なので便秘も解消される効果があります。
2、フルーツジュースに入れる:
組み合わせとしては、バナナ、アサイー、豆乳、黒ごま(粉末状のものかペーストのもの)ときな粉が飲みやすいのでオススメです。黒ごまは市販の粉末状のもののうち、できるだけ細かく砕かれたものが良いと思います。ごまの粉が粗いものですと、飲むときに若干喉に引っかかる感じがするので、苦手な方はペーストの方が良いかもしれません。
3、ピーナッツクリームと混ぜる
きな粉の粉っぽさは多少残りますが、とても合います。パンやクラッカー、クッキーにつけても美味しいと思いますが、そのままペーストをスプーンですくって食べてもきな粉の豆の味とナッツの風味がよく味わえて美味しいです。

参考文献
薄毛・白髪に黒髪が復活!最強育毛術 (Makino mook マキノ出版ムック)

自然食品だからと玄米を食べ過ぎてはいけない

玄米は日本人にとって、自然食品の基本、原点と呼んでも過言ではありません。
多量のミネラルやビタミン、食物繊維を含み、その効果は随分以前から立証されているからです。よって、玄米に関して「今更」と思われる方も多いと思います。
では、玄米を食べ過ぎる事で人体に弊害があるのもご存知ですか?

実は玄米というのは、冒頭のとおりその効果は立証されているものの、世間が思うよりその効果が「強過ぎる」ため、関係者の間で食べ過ぎに対して警鐘を鳴らしているのです。
しかし、玄米を食べ過ぎる事の弊害とは一体何なのでしょう?これは、玄米のデトックス効果が根底にあります。

人体が玄米を摂取した後、前述にある各栄養を吸収しようとします。
しかし、玄米の糠にはフィチン酸と呼ばれる強い排泄作用のある物質が多量に含まれており、これが曲者となるのです。
フィチン酸はミネラルと結合してしまうため、玄米に含まれるミネラルはそのフィチン酸と結合してしまい、その後排泄されるため栄養となりません。
それだけならまだしも、体内にもともとあるミネラルとも結合してしまい、結果的に体内でミネラル不足を起こしてしまうのです。

要するに、玄米は健康を目指すツールと考えるにはあまりに強力であり、闇雲に食べ過ぎてしまえば、逆に栄養失調となる危険な自然食品となる可能性があるのです。
ですが、食べ過ぎず適正な分量を摂取すれば、そのデトックス効果からこれほど頼もしい自然食品はありません。
玄米だけでなくどの自然食品でも同じですが、如何なる場合でも「食べ過ぎ」は弊害しか生まない事を念頭に置いて、上手く付き合うように考えていきましょう。

初心者でも大丈夫!火を使わない!超簡単 自然食品レシピ

材料2人分
・しらす干し 適量
梅干し 2~3個
・レタス 2~3枚
・分づき米(9~3づき米)茶碗2杯

作り方
1.分づき米を炊飯器で炊く。2合位。
2.しらす干しは、冷凍なら解凍する。
3.レタスは、手でちぎる。
4.梅干しは、種を取り除き、包丁でよくたたく。
5.ボールに、分づき米をお茶碗2杯入れ、2~4も加えて、軽く混ぜれば、出来上がり。

メモ

  • 材料は、専門のお店で購入するのが安心です。
  • 分づき米は、最初は9分づき米から始めるといいと思います。あれ?これいつも食べてる白米じゃないの?と感じるくらい味も白さも違いが分かりません。今回は、梅干しと混ぜちゃいますし。慣れてきたら、7、5、3とすすめてみてください。3分は、かなり玄米に近い色と味になりますので、購入の際は決心が必要です。もしくじけてしまった、もったいないので是非、「白米9対3分づき1」にして食べてください。
  • レタスは、あまり小さくちぎらず、大きめがおすすめです。しっかり噛むことも大切にしているので、大きめにちぎって、シャキシャキとしっかり噛みましょう。
  • 梅干しは、できることなら、友人知人に声をかけて、手作りのものが手に入るとすごくいいです。
  • しらす干しと梅干しで、充分味があるので、調味料はひとつも書きませんでしたが、味が足りないということではなく、味をちょっと変えてみるという意味で、天然塩をほんのひとつまみ加えてみてもいいかもしれません。

自然食品は身近なものです。亜麻仁油

自然食品というと特別な食べ物というイメージを持った方が多いですが、特別なものではなく身近に食材として使うことができ、毎日の食卓で活用できます。
例えば、自然食品の中でも今、注目されている亜麻仁油はスーパーフードとして、色んなショップで販売されていますし、亜麻仁油を取り入れた食材が一気に増えてきました。
オメガ3を取り入れたオイルなので、毎日取り入れることで健康的になり、子供の成長期にも重視したい食べ物です。
亜麻仁油はドレッシングとして使ったり、味噌汁に小さじ1杯入れるなど、ちょっと食事に足すだけで良いので無駄なく使い続けることができます。
バランスよく食べることで体調も整い、生活のバランスが整います。
食事は生きていく上で重要ですし、やはり日頃から体に良いものを取り入れることで体質も変化してきます。

最近はアレルギー体質の方も増えているので、亜麻仁油など自然食品を積極的に取り入れることで、食生活が見直しされ美味しく食本来の味を楽しむことができます。
毎日食べるものは安心できる食材であることは重要です。
亜麻仁油を小さじ2杯ほど毎日取り入れていくと、次第にアレルギー症状が緩和されることもあり、食事が何より重要になるのがわかるはずです。
自然食品は薬と違い、継続的に安心安全な食事を食べることで体質が改善され、今まで悩んでいたアレルギー症状なども次第に緩和されたり色々と変化してくるのを実感できるようになります。

白米よりも栄養豊富な玄米

マクロビオティックでは、白米ではなく玄米を食べるように勧めています。
玄米は固くてもそもそして食べにくいと敬遠されがちですが、白米よりも栄養価が高いのです

玄米とは精白していないお米のことです。

白米は精製してぬかや胚芽が取り除かれてしまいますが、精製されていない玄米にはこれらが残っています。この部分に栄養が豊富に含まれています。
玄米に含まれている主な栄養素は、ビタミンB1、ビタミンE、カリウム、食物繊維です。
ビタミンB1は糖質の代謝を促す働きがあります。白米の場合は白米に含まれる糖質の代謝のために、体内のビタミンB群が使われてしまいます。
しかし、玄米ならビタミンB1が含まれているので、体の栄養を奪いません。

ビタミンEには血流をよくしたり抗酸化作用があります。

血流がよくなることで冷えが解消します。抗酸化作用は老化の原因になる活性酸素から体を守ってくれます。

カリウムには体内の余分な塩分を排泄する働きがあります。

塩分の過剰摂取はむくみにつながりますが、カリウムが余分な塩分を排泄することでむくみが解消します。
食物繊維には便のカサを増やして腸の働きを活発にする、腸内細菌のエサになる、一緒に食べた糖や脂肪の吸収を穏やかにすると、といった働きがあります。
便通がよくなって体内の老廃物が排泄されると、肌がきれいになってきます。

このように玄米には健康にうれしい栄養が含まれています。
圧力鍋で炊いたり炊飯器の玄米モードで炊くと食べやすくなります。

体に良い自然食品のお菓子の作り方

市販のお菓子には色々な食品添加物が入っています。
まず風味を良くする為の香料や色合いを良くする為の着色料、そして味を良くする為の化学調味料や白砂糖やブドウ糖などの精製された甘味料、それから長持ちさせる為の保存料などが入っています。
そして卵や牛乳や生クリームやバターなどの動物性食品も入っているので、お菓子を食べたい時は手作りしたものを食べたほうが健康や美容に良いんです。
なので今回は食品添加物が入っていない、健康と美容に良いタルトの作り方を紹介します。

小麦の全粒粉と水とオリーブオイルを混ぜてタルト生地を作ります。
そしてタルト生地を一度オーブンで焼きます。
そしてタルト生地の中に豆乳蜂蜜と小麦の全粒粉で作った豆乳クリームを入れてから、リンゴやブルーベリーやイチゴなどのお鍋で煮たフルーツをタルト生地の中に入れて、再度オーブンで焼きます。
すると美味しいフルーツタルトが作れます。
リンゴタルトにする時は、最後にシナモンをかけると美味しいです。
イチゴタルトにする時は、イチゴを鍋で煮る時にレモン汁を入れて煮ると色鮮やかなイチゴになります。
タルト生地というのは、フルーツタルト以外にも普通のおかずのお料理として、使うこともできます。
豆乳で作ったクリームシチューをこのタルト生地に入れて食べても美味しいですよ。
タルト生地はシンプルでさっぱりとした味わいなので、甘いお菓子として使っても良いですし、おかずを作る時に使っても良いのでおすすめです。

【注意】蜂蜜は1歳未満の乳幼児には与えないでください。

食品添加物が入っていない自然食品を食べよう

今の日本には食品添加物が入っている食品が沢山売られています。
まず加工食品です。
ちくわやさつまあげやかまぼこなどの魚の練り物やお菓子や、即席ラーメンや即席スープや即席みそ汁などのインスタント食品、それから冷凍食品やスーパーマーケットで売っているお惣菜などには沢山の食品添加物が入っています。
特にちくわやさつまあげやかまぼこなどの魚の練り物は、色々な加工食品の中でも特に食品添加物が沢山含まれていることで有名です。

こういった食品添加物が入っていない食べ物を選んで買わないようにします。
食品添加物が入っていない、ほうれん草や小松菜やニンジンやごぼうや玉ねぎなどの様々な種類の野菜、それから果物や小魚や大豆や黒豆や小豆などの豆類、昆布やわかめやめかぶなどの海藻類などの食べ物を食べるようにします。
野菜は生でサラダにしたり、蒸して温野菜にしたり、豆類昆布と一緒に煮て煮物にしたりします。
それから、豆類は玄米を炊く時に一緒に炊いて食べたり、お豆腐を作ったりしても美味しいです。
お魚類もまぐろや鮭などの大きい魚よりも、ししゃもやめざしやいわしなどの小魚のほうが体に良いので、そういった小魚を焼いたり煮たりして食べます。

こういう風に加工食品や市販のお惣菜を買わなくても、自分で簡単に調理をして食品添加物が入っていない食べ物を食べることが出来ますのでおすすめですよ。

添加物を緩和?玄米の解毒作用とは?

私達が食べている食品は畑や山、海、川で取れた自然の恵みだけではありません。
加工された食材を日常的に摂るようになっていて、1日に摂取しない日は無いのではないでしょうか。
食材でも加工されているものが多いのですから、選択範囲は限られてしまいます。
そこで、日ごろの食事の中に取り入れるだけで、解毒してくれる食品が玄米です。

玄米に含まれているフィチン酸は細胞を育成に働きかけてくれます。
汚染物質であるカドミウムなど化学結合して塩分となって体の外へと排出してくれる作用が期待できます。

また、畑で取れたはずの野菜にも農薬が使用されている事が多いですが、農薬の解毒も可能にしてくれています。

食品添加物、農薬の解毒ができるなら毎日でも食べたいですね。もちろん、玄米は解毒以外にも優れた性質を持っています。
玄米には食物繊維も豊富です。
体の中の老廃物をしっかりと出してくれますし、食材それぞれの栄養をしっかりと吸収できる体にしてくれます。

玄米が体に良いと言われても、なかなかメニューに取り入れられずにいる人は多いかもしれません。
玄米だけで食べるのは理想ですが、初めてとりいれるなら白米に混ぜて食べるのがおすすめです。
一番手軽なのはおにぎりにするといいですよ。
チャーハンにしたり、カレーやごま入りのふりかけをかけるだけでも美味しくいただけます。

体に良いものでも美味しくなければ食べ続ける事は困難です。
ほんのひと工夫、ちょっと足してみるというアレンジが効いてきます。

食品選びのこだわり

なるべくなら体に優しいものを食べたい、家族には安全なものを食べさせたいと思うことはだれでも思うことです。
自然食品やオーガニック食品を扱う専門店もよく見かけます。
野菜の農薬や放射能、畜産物の抗生物質や養殖魚の殺虫剤の問題など、考え出したらきりがないほど、様々な問題が知られています。

ただ、毎日の食事を全て安全なものにするのは難しく、経済的にも負担が大きくて、現実的ではないのではないでしょうか。
食品添加物についても、安全に流通させるためにはある程度使われても仕方のない部分もあるように思います。
食品を選ぶときには、まず必用のないものが使われていないかを見るようにしています。
赤くなくてもいいイクラに赤い色がつけられていないか、無着色のものと選べる場合は添加物の少ない方を買います。
果物は国産のものを食べることが多いのですが、それは輸入品は流通に時間がかかる分、防腐剤が使われていると思われるからです。

自然食品を取り入れるとき、何から何まで買うのはとても大変です。
ですので、まず調味料から変えてみたらいかがでしょうか。
おすすめは、味噌醤油です。
毎日の食卓にのぼる味噌汁の味噌が安全なものだと、より体に染み渡るような気がします。
色々な料理にも使えますし、その味噌とヨーグルトでキュウリを漬けると、簡単にぬか漬け風のお漬け物ができます。
添加物の多い漬け物を買うより、安くて美味しい自家製漬け物ができると、何だか得した気分です。醤油も出番の多い調味料なので、安心なものを選びたいですね。

もうひとつ、こだわりは砂糖です。
最近の飲料やお菓子などには、サッカリンやアセスルファムカリウムといった、人工甘味料が使われています。
ほんの僅かな量で、砂糖の何百倍もの甘さが出せるということですが、安全なものか疑問を持っています。
人工甘味料よりは砂糖が使われているものを選び、家では自然食品の砂糖で料理を作っています。

食品をどう選ぶかは、それぞれ思いがあると思います。
自分なりの基準を持って、選ぶポイントがあるといいですね。
心身ともに健やかに、元気が出るような食卓を目指したいものです。