自然食品と環境

自然食品は環境にも優しいです。
なぜなら過度の農薬を使うということはないですし、化学肥料も使うことなく野菜などが作られるからです。
化学合成農薬や化学肥料は土壌にダメージを与えます。
過度の農薬や化学肥料を与えた土壌で作られた穀物加工食品を喜んで食べる気にはなれないですよね。
そしてそれらは小さな虫などの命を奪ってしまいます。
それは自然の生態系を壊すことにもつながりますし、化学合成農薬などにより土壌が硬くなり、土が弱くなるとも言われています。
今はそれでいいかもしれませんが、将来のことを考えるととても安心できる話ではありませんよね。

そして外国では「ポストハーベスト農業」と言って、作物の収穫後に農薬を散布するやり方を行っています。
これは作物の長期保存の為や、輸送などで起こる品質低下を防ぐものです。
確かにこのやり方で長期保存や品質低下を防ぐことができるかもしれませんが、作物に農薬が残る可能性も大きいのです。
日本では「ポストハーベスト農業」は禁止されています。
日本では禁止されていますが、その「ポストハーベスト農業」で作られた作物が日本に輸入されてきているのは事実です。
理由は海外から原料を輸入をするとコストが安く済むからですよね。
でも安いからと言って、聞いただけで危険とも言えるような作り方をした作物を食べる気になるでしょうか。

そこで自然食品の重要性が湧いて出てきます。
人の口に入れる物ですから、安全な作り方をした作物を求めるのは当然です。
安全で安心できる、そしてなにより美味しい自然食品は環境にも人にも優しい食品なのです。