化学調味料や添加物の影響も言われている中、最近は輸入食品もなくてはならないようになっている日本の食卓。
さらにTPPによって輸入食品はさらに割合が多くなってくることが想定されます。
そのような現代では、食育の観点からはやはり日本で育った自然食品と接することが大事になってきます。
理想的なのは、自然食品を実際に作っているところに接する事、自分で育てれば一番なのですが、現実問題としてそれはなかなか難しいことです。
イベントなどや環境が整っていれば、実際に育てることに参加出来ていいのでしょうが、難しいのも事実です。
そこで食育の観点で次の手としておススメしたいのが、自然食品を買いに行くということです。
最近では、道の駅など農家さんの作った作物を直売してくれる場所も増えてきました。醤油でもお米でも、野菜でもなんでも構いません。そういうところに買いに行くのです。
最近の道の駅などでは、色んな工夫がされていて、栽培している農家さんの紹介や実際に対面販売などが行われています。
間接的や直接栽培している農家さんなどと接する機会が増えています。
そういうところで、自然栽培のお米や昔ながらの醸造法で作った醤油などの自然食品について会話しながら食品を購入し、家で調理して食べるのです。
子供達も、一緒に農家さんをお話をすることによって、子供ながらにわからないながらも感じることがあるでしょうし、実際に会って話した人が作った自然食品であれば、家でさらに感じてくれるでしょう。この感じてくれることこそが食育になるのです。
この醤油はあのおじさんが造ったんよ、このお米はあのおねえさん達が一生懸命作ったものよ。
こんな一言を加えて一緒に食べるだけで立派な食育になるのです。
子供達が美味しい!と感じたら、また道の駅などに行ってその農家さんに会いに行き「前美味しかったから」と買い、また家で食べる。これを繰り返していけば、しっかりと子供達の心が育っていくことでしょう。
そうして安全な自然食品を食べることが習慣化してくれば、日々の食事がそのまま食育となってくるのです。
もう大人は何もしなくても、そのまま食事をしていくだけで、子供達は心身ともに育っていきます。
自然食品をまず子供達と一緒に買いに行くところから始めてみませんか?
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