秋と言う季節は、冬に向けて寒さに負けない身体を作る大切な時期です。
そこで注目したいのが、マクロビオティック料理(マクロビ)。
マクロビの調理には基本、砂糖やみりん等の調味料は使いません。
なぜなら、砂糖(特に白砂糖)は、陰性が非常に強いと考えられています。
陰性の強い白砂糖は、体が冷える原因になります。
秋の食材は自然な甘みが強く、おいしいものが多いです。
冬の寒さに備え、調味料にたよらずに、旬の野菜の甘味や旨みを活かしたご飯作りを楽しみましょう。
■ 秋の代表野菜「かぼちゃ」
秋のかぼちゃは、野菜の持つ自然な甘さが濃い!
野菜が持つ甘味なので、胃から腸への吸収もスムーズです。
食物繊維が豊富なので、便秘がちな女性には嬉しい食材。
また、身体を温めるビタミンEや、気持ちをリラックスさせ心の安定に役立つビタミンB1もたっぷりと含まれています。
■ マクロビのかぼちゃ料理
「小豆かぼちゃ」
マクロビのかぼちゃ料理と言うと、先ず思い浮かぶのが「小豆かぼちゃ」。
小豆にはかぼちゃと同様にビタミンB1が豊富です。
身体を温め、そして糖質を素早くエネルギーに変えてくれます。
小豆とかぼちゃのダブル摂取で冷え性対策はバッチリ!
また、小豆は利尿作用がある食材なので、腎臓に優しく、身体の気になるむくみをスッキリさせます。
作る時のポイントは、調味料は使わない事です。
小豆はたっぷりの水で柔らかくなるまでにます。
煮えた小豆に適当な大きさに切ったかぼちゃを入れ、かぼちゃが柔らかくなるまで煮ます。
最後に塩を少々ふって、味を調えます。
「かぼちゃ焼き」
煮たりするのが面倒な場合は、シンプルにフライパンで焼く「かぼちゃ焼き」。
かぼちゃを薄切り(2ミリくらい)にして、フライパンに油を入れて薄切りのかぼちゃを焼きます。
ふたをして弱火で蒸し焼きにするので、数分で出来上がります。
最後に塩をまぶして味を調えます。
その他、よく炒めて甘くなった玉ねぎとかぼちゃを使った「かぼちゃのスープ」。
味付けは昆布のだし汁としいたけのだし汁で和風に仕上げれば、玄米ごはんによく合う汁物が完成です。
また、砂糖なしのかぼちゃのパンケーキも秋のおやつに最適です。
甘味が足りないと感じるなら、さつま芋をプラスしてもいいでしょう。
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