お酢は健康にいい自然食品

お酢が健康にいいということは知っていても、具体的に何に効くのか知らないという人も多いのではないでしょうか。

あるお酢メーカーの研究によると、毎日お酢を15~30ml摂ると内臓脂肪が減り、同時に中性脂肪も減ることもわかりました。
また、血圧を下げる効果もあります(正常な血圧の人がお酢を摂っても血圧は下がりません)。
ただ、いずれも場合もお酢を飲むのを止めると元に戻ってしまいますので、ダイエットにお酢を用いるときは、運動や食事療法など複数を組み合わせたほうが効果的です。血圧は飲み始める前より高くなることはありません。

空腹時には血糖値は下がっていますが、食後には上がります。こうした血糖値の上昇を繰り返していると糖尿病のリスクが高まります。
食事中にお酢を一緒に摂ることで、食後の血糖値上昇抑制作用も認められました。

そのほか、お酢を摂ると運動によって消耗したグリコーゲンの回復促進されることで疲労回復に役立ちます。
カルシウムの吸収を高めることから、骨を強くします。
お酢の酸味は味覚や臭覚を刺激し、摂食神経に働きかけて唾液の分泌を促し、食欲を増進させます。
お酢には防腐・殺菌作用もあることから、食中毒予防の効果もあります。

これほど健康にいいお酢は毎日摂りたいものですね。お料理に使うほか、黒酢果実酢などのように飲むのみ適したお酢もあります。
熟成期間が長いものほど、まろやかでコクがあり、酸味もきつくないので飲みやすいと言えます。