自然食品とは、文字通り自然のまま栽培や加工された食品のことです。
例えば玄米などでも農薬や化学肥料を使用せずに栽培されたものや、肉や魚でも合成飼料ではなく天然飼料のみで育てられたもの、味噌や醤油などの調味料や加工食品でも食品添加物を使用せずに製造されたものなどが該当します。
しかし、スーパーなどで商品の原材料表示を見てみるとわかると思いますが、大抵の食品に食品添加物が使用されています。
また、野菜や果物などは一般的なスーパーでは無農薬や有機栽培のものはほとんど売っていません。魚介類なども養殖かどうかは記載があっても、飼料に関する表記はありません。肉類になると見た目を良くするために発色剤を使用しているケースもあります。
そのため、自然食品を購入するためには、それらの食品を多く取り扱っているお店か宅配サービスを利用して取り寄せるなど、価格が高かったり手間がかかったりと気軽に入手できません。
しかし、それに見合った大きなメリットがあります。
まずは、健康的であるという点です。
農薬や食品添加物は確かに安全性に問題がないというデータが出ていますが、それを生涯にわたって食べ続けた結果、健康に及ぼす影響は未知数です。
極力、不自然なものを避けることは健康にとって大切です。
そして、素材本来の味が楽しめる上に栄養素も多い点です。
化学肥料で急激に大きくした野菜などは、味も薄く栄養素も少なくなってしまいます。
美味しく食べて栄養もしっかり摂取するためには、自然食品を多く取り入れていきたいですね。
コメントを投稿するにはログインしてください。