マクロビオティックでは、白米ではなく玄米を食べるように勧めています。
玄米は固くてもそもそして食べにくいと敬遠されがちですが、白米よりも栄養価が高いのです
玄米とは精白していないお米のことです。
白米は精製してぬかや胚芽が取り除かれてしまいますが、精製されていない玄米にはこれらが残っています。この部分に栄養が豊富に含まれています。
玄米に含まれている主な栄養素は、ビタミンB1、ビタミンE、カリウム、食物繊維です。
ビタミンB1は糖質の代謝を促す働きがあります。白米の場合は白米に含まれる糖質の代謝のために、体内のビタミンB群が使われてしまいます。
しかし、玄米ならビタミンB1が含まれているので、体の栄養を奪いません。
ビタミンEには血流をよくしたり抗酸化作用があります。
血流がよくなることで冷えが解消します。抗酸化作用は老化の原因になる活性酸素から体を守ってくれます。
カリウムには体内の余分な塩分を排泄する働きがあります。
塩分の過剰摂取はむくみにつながりますが、カリウムが余分な塩分を排泄することでむくみが解消します。
食物繊維には便のカサを増やして腸の働きを活発にする、腸内細菌のエサになる、一緒に食べた糖や脂肪の吸収を穏やかにすると、といった働きがあります。
便通がよくなって体内の老廃物が排泄されると、肌がきれいになってきます。
このように玄米には健康にうれしい栄養が含まれています。
圧力鍋で炊いたり炊飯器の玄米モードで炊くと食べやすくなります。
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