白砂糖を避ける理由と白砂糖に替わる2つの甘味料について

白砂糖はショ糖が中心でできていますが、ショ糖は二糖類で単糖に分解され易く、食べるとすぐに分解されて血糖値を上昇させてしまいます。
しかしすぐに血糖値が下がるので、急激な血糖値の上下がおきてしまい、すい臓に負担をかけてしまって糖尿病にかかるリスクが高まります。

砂糖は元々サトウキビなどを主原料にしていますが、工場でビタミンやミネラルなどを除いて薬剤などを投入し、科学的に生成されて白くしているので、白砂糖にはミネラルやビタミンなどの栄養素は含まれていません。
そのために、白砂糖を摂りすぎると糖類を分解する働きがあるビタミンB群が欠乏症する危険性があります。

そして、白砂糖を摂りすぎると血液を酸化させてしまいます。
その酸化を中和しようと骨や歯などのカルシウムが使用されてしまい、体内のカルシウムが少なくなってしまって骨が折れ易くなったり、虫歯になり易くなります。
このように白砂糖は、自然由来の甘味料ではなく人工的な甘味料となります。
しかも、人体に有益な甘味料とはいえないので、マクロビオティック的には白砂糖に替わる甘味料を使用する必要があります。

お勧めできる自然由来の甘味料には根菜糖とハチミツがあります。
砂糖大根やビーツから作られている甜菜糖にはオリゴ糖が豊富に含まれているので、腸内でビフィズス菌を増やし腸内環境を整えてくれますし、ハチミツにはビタミンB1・B6やミネラルが含まれている自然由来の甘味料ですので、これらの甘味料を白砂糖の替わりに使用することで健康的になります。