マクロビオティックの魅力と玄米について

マクロビオティックとは穀物や野菜、海藻類などを中心とする食事を摂ることで、自然と調和し健康な暮らしを実現する考え方です。
日本の伝統食をベースにしている特徴があります。

そもそもマクロビオティックの語源は、訳すと大きな生命の術となり、3つの言葉から出来ています。古代ギリシア語を語源とし、自然に即した命のあり方という意味です。
マクロビオティックは外国で生まれた考え方の様に思われますが、日本人が提唱し根付かせた食生活の知恵であり、ライフスタイルなのです。

マクロビオティックの基本はご飯です。
玄米をはじめとした穀物を主食にして、旬の野菜や海藻の味噌汁、加えて漬物で頂く事でマクロビオティックの食事となります。
日本人はもともと一汁一菜の生活を行い、シンプルな食事で健康に暮らしていました。
戦後の肉類をはじめとした動物性食品が多くなり主食、副食などの考え方が薄れていきました。
今でいう生活習慣病の病気が急増する原因となりました。

マクロビオティックを始めるに当たって基本の主食は玄米がおすすめです。
玄米の胚芽にはビタミン、ミネラルなどの栄養素が多く含まれていて、食物繊維も豊富で腸の働きが良くなります。
主食をいきなり切り替えて生活する事は大変な事ですが少しづつ玄米を主食に取り入れていく事が肝要です。
レトルト玄米ご飯などは気軽に玄米を摂る事が出来るのでおすすめです。
マクロビオティックの生活を心掛けるには自分の健康に対する意識を強く持つことが肝要です。