甘い食べ物は美味しいし魅力的ではありますが、取りすぎると糖尿病などの病気の原因にもなります。
元々家族に糖尿病患者がいる場合、糖尿病になる可能性も高くなりますので、糖質に対して敏感にもなります。
でも全ての甘味料を断つことは難しいですし、好きな場合にはとても辛いです。
糖尿病になってしまう前に、自分が好んで食べている甘味料が一体どのようなものなのかと見直すことが必要です。
糖質は量を制限するよりも、その質を選んで摂るということも予防において重要なことです。
白米は美味しいですが、糖質の吸収も早く糖尿病の人にはおすすめできない食材です。
予防のためには白米より玄米を選んで食べるようにしたいです。
また調理の時には最近では少量で甘みの強い甘味料も多いのですが、その中でも黒糖やてんさい糖は糖の吸収がおだやかな甘味料です。
精製されているものほど糖の吸収が早くなり、その中でも白砂糖が特に吸収の良い甘味料ですので、甘いものを食べる時にはどのような甘味料から作られているのかを一度チェックしてみることも必要ですね。
市販品なら洋菓子より和菓子、最近は玄米を使ったお菓子なども多く販売されています。優しい甘さで血糖値が気になる人でも食べやすいですね。
また食べ方も糖の吸収には大きな影響を与えます。
食べるスピードが速い人は血糖値も上昇しやすいです。食べる時にしっかりと噛むことで血糖値をコントロールするホルモンが分泌するため、血糖値の上昇を穏やかにすることもできます。元々早食いだという人は、食事の時に利き手と反対の手でお箸を持ったりすることで食べるスピードを押さえることも良いですね。ゆっくり食べるということは、満腹中枢も刺激されますので食べすぎ予防、肥満予防にもつながります。
糖質を含むものを食べる時には、糖質の少ない食材から順番に食べて食事で急激に血糖値が上がらないように工夫をします。
まずは食物繊維を豊富に含む野菜、次に肉や魚などタンパク質のおかず、最後に主食を食べます。主食は白米ばかりではなく、玄米や雑穀などローテーションして飽きが来ないようにするもの良いです。
どうしても甘いものが食べたい時には、食事の最後に、あるいは一度に全て食べてしまうのではなくて小分けにして食べるということも大切です。
一回に食べる量を抑えることももちろん大切なことです。
まずはどのような甘味料なら糖の吸収がおだやかなのかを知って、健康のためにも質のよい糖質を摂るということが大事です。
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