再しこみしょうゆは、山口県を中心に、山陰から九州地方にかけての特産品とされています。
麹を食塩水でしこむしょうゆに対して、再しこみしょうゆは、しょうゆでしこむのです。
そのため、名前も再しこみしょうゆといわれています。
再仕込みしょうゆの製法も地方によって微妙に差があり、塩水を完全にしょうゆに置き換える製法が再しこみしょうゆの製法だと言われているのですが、しょうゆに塩水をブレンドしたものを使う製法もあるようです。
どちらにしても、普通のしょうゆよりもすごく贅沢なしょうゆであることには間違いありません。
色や香り、味ともに全般的に濃厚で、再しこみしょうゆの濃厚さはソースのようだと言われていることから、「甘露しょうゆ」とも言われています。
お寿司やお刺身、冷奴やカルパッチョなど、つけ用・かけ用などに使われることが多いと言われています。
流通している量は少なく、1%にも満たないと言われています。
どうして流通している量が少ないのかは、製法にありました。
再しこみしょうゆは、一度出来上がった生しょうゆに、再び麹を入れて二度仕込んだ醸造法で、濃口しょうゆを作るよりも倍の時間をかけて作られているのです。
再しこみしょうゆは、材料も時間も普通のしょうゆを作る倍かかっていると言われているので、とても貴重なしょうゆといわれているのです。
つけ・かけ用として使うことをオススメされていますが、焼肉やステーキ、チャーハンなど、熱を加えることによってすごくいい香りがするのです。
かけ用で食べる方法が最も手軽に食べることが出来る方法として言われています。
卵かけご飯や、バニラアイスにかけて食べても美味しく食べることが出来ると言われています。
かけたりつけたりして食べる方法は、食べ物にも良くなじみ、すごく美味しく食べることができます。
そして、一番再しこみしょうゆの魅力が分かる食べ方だと言われています。
原材料は、大豆と小麦と同じ割合で作られていますが、濃口しょうゆよりも旨みが強いのも、再しこみしょうゆの特徴だと言われています。
しょうゆは料理には欠かすことの出来ない調味料だと言われています。
欠かすことのない調味料だからこそ、より美味しいものを求めるのもいいのではないでしょうか。
一般的なしょうゆよりも少し値段は高いですが、普段食べているものをぐっとおいしくしてくれること間違いありません。
少しでも気になった人には、ぜひ、再しこみしょうゆの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
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