マクロビオテックと自然食

マクロビオテックは、ギリシャ語を語源とした、「自然に即した命のあり方」と言う意味があります。

マクロビオテックを考案した人は日本人で、「玄米菜食」「自然食」と言う意味もあります。
ハリウッドスターの多くがマクロビオテックを始めたことから、海外でも人気のダイエット方法として言われています。

マクロビオテックには、二大原則があり、人間も植物も生まれた環境と一体という意味の身土不二という意味。
ひとつのものを丸ごと食べると言う意味の一物全体と言う意味の二大原則があります。

マクロビオテックでは、野菜を丸ごと食べることを勧められており、葉や根、皮なども調理方法によっては美味しく食べることができるのです。
そして、マクロビオテックは、キッチンからでるごみの減少にもつながると言われています。

マクロビオテックは、添加物の入っていないものを食べるようにする事がすごく重要視されています。
調味料からもこだわるようにする事が大事です。
でも、「自然と調和をとりながら、健康な暮らしを実現する」と言う考えなので、あまりストイックになり過ぎないように自分のできる範囲から行っていくことが望ましいとされています。

マクロビオテックを始めるときには、穀物は精米されていない玄米が基本だと言われています。
玄米には、ビタミンやミネラルなどの栄養素が多く配合されていると言われており、食物繊維も豊富に配合されているため、便秘や下痢などで悩んでいる人にも腸の働きを助けてくれます。

しかし、玄米が苦手と言う人も少なくはありません。
いきなり玄米にする事ができなくても、少しずつ玄米を取り入れてみるのもオススメです。

野菜は、丸ごといただくのがマクロビオテックの基本だと言われており、有機栽培・無農薬・減農薬のものを使うようにすると、安全面でも、すごく安心して食べることができます。

マクロビオテックでは、調味料や甘味料についてもすごく重要視されています。
初めて行う方には、調味料から変えていくことがオススメです。

醤油味噌など、物によっては添加物が入ったものも少なくはありません。
添加物のない、本当の調味料を使って料理をすることによって、今までに違った美味しい料理を楽しむこともできます。

マクロビオテックは、一見ストイックに思いますが、できるところから少しずつ行うことによって、楽しく続けることができ、健康的に綺麗へと、近づくことができるのです。”