しっかりとしたマクロビオティックを取り入れなくても、ゆるやかに正しい味覚を取り戻すためにできる方法があります。
それはできる限り白砂糖を摂りいれないこと、玄米食を摂り入れることでしょうか。
まずは白砂糖ですが、これは精製された砂糖で見ためは白く綺麗ですが栄養はエネルギーになるだけです。
体内で代謝する際にカルシウムやビタミンを使いますのでむしろ栄養泥棒とすら思えます。
ですが、疲れた時の甘いお菓子はほっとしますし100%悪という扱いもどうかと思います。
心の栄養、そのようにとらえて時に楽しむ程度はいいのではないでしょうか。
料理に砂糖を使う際におすすめな砂糖としてはてんさい糖、きび砂糖などです。
てんさい糖はオリゴ糖入りと書かれているものなどあり、慣れない人は最初はお腹がゆるくなったり下痢をするかもしれませんが数日で体は慣れる
かと思います。
またきび砂糖は白砂糖とは違うまろやかなおだやかな甘さを感じます。
白砂糖の甘さがきりっと激しく感じるものだとしたら、きび砂糖は優しくほんのりといった感じですね。
お菓子作りなどに使ってもどぎつくはないもののしっかりと甘みは感じますのでおすすめです。
先ほども少々述べましたが、砂糖というのは体内で代謝する時にカルシウムやビタミンを奪ってしまいます。
その上、主食が白米や白い小麦粉を使ったパンでしたら、少々糖質の摂りすぎと感じてしまいます。
そこで主食に玄米をプラスすることで栄養のバランスがいいのでおすすめです。
玄米といいましても、慣れていない方、消化の弱い方が摂りますと胃腸に負担がかかり下痢をしてしまいますので最初は白米に混ぜ炊き、または玄米ではなく発芽玄米を使うなどして工夫しましょう。
特に発芽玄米と白米の混ぜ炊きは簡単ですし、食感もプチっとした玄米特有の感覚はあるものの柔らかく炊き上がり消化しやすくなっています。
よく噛んで食べることから満腹感も得られますし、白米より消化に時間がかかるため同じ量でも長い時間腹持ちが良くダイエットにも適した食材です。
よく噛むことで甘みを感じます。
不思議なことに、玄米を摂ることで栄養バランスが整うのか甘いお菓子を欲しなくなる傾向もあると感じます。
発芽玄米には若返り効果が期待できるビタミンE、食物繊維、マグネシウム、カリウムと豊富です。
主食に摂り入れるだけで栄養バランスが整いますから、おかずが貧相でも栄養不足の心配が減ります。
といいますか、玄米食にしますとおかずがなくても何となく満足してしまうという部分があります。
白砂糖の摂取を減らすこと、玄米食を摂り入れることで、かなり体調が良い方向に変わると個人的には感じます。
できることから少しずつ食生活を改善していくことは心がけたいですね。
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