味噌は日本で古くから親しまれている、日本人にとって欠かせない調味料ですね。
日々のお味噌汁を始めとして、地方によって様々な種類の味噌がバラエティ豊かな調理法で使われています。
そんな身近な味噌ではありますが、スイーツにまで使うという人はまだ少ないのではないでしょうか。
しかしこの味噌スイーツ、国内外で注目されてきています。今日はその一部を紹介しましょう。
日本では「塩スイーツ」などが流行ったこともあり、最近ではしょっぱいスイーツというのもそんなに珍しいものではないかもしれません。味噌もそのしょっぱさに加えて、発酵食品ならではの濃厚で深い味わいがスイーツに絶妙なアクセントになります。
お団子やお餅など、和風のものであれば以前から味噌を使ったスイーツもよく見かけましたが、今はさらにそのレパートリーが広がっています。
ブラウニー、チーズケーキ、アイスクリーム、プリンなど、このスイーツに味噌?という驚くような組み合わせも見られます。
日頃お味噌汁や煮物、焼き物でしか味噌を口にしていない人からするとちょっと味の想像ができないですよね。
しかしこの「味噌をスイーツに」という発想は、日本人だけが考えたアイディアではありません。
ニューヨークやパリなど、世界のグルメやスイーツの流行を牽引するような大都市でも、味噌という食材が注目されているのです。
抹茶や柚子、ゴマなどがもう当たり前のように海外のスイーツにも使われるようになった現代、味噌が脚光を浴びるのも決して不思議ではないと言えるかもしれません。
味噌をスイーツに使うことにより、独特のコクや深みが生まれます。しょっぱいというアクセントだけであれば塩でも得られますが、この奥深いコクは味噌ならではと言えます。
特にチョコレートやキャラメル、バニラなどの濃厚な味のスイーツがよく食べられる海外では、味噌の豊かな香りとコクが絶妙なハーモニーになるのでしょう。
マクロビでよく食べられるチーズの代わりに豆腐を代用したチーズケーキにも、この味噌を使ったソースを添えるとあっさりとした豆腐チーズケーキを引き立ててくれます。
つまりチョコレートなどの濃厚なスイーツにも、豆腐などを使った軽いスイーツにも合うということですね。
少し意外な気もしますが、いずれも隠し味や少し添える程度の量に抑えるのがポイントです。
伝統的な健康食材である味噌。しかしちょっと新しい使い方をして、違う魅力を発見してみるのも楽しいのではないでしょうか。
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