自然食品の薄口醤油と濃口醤油のこと

醤油は料理をしていると分かりますが、一番頻繁に使われる調味料だと思います。
煮物料理に使うのはもちろんのこと米に混ぜて炊き込みご飯にしたり、うどんやそばのつゆに入れたり、お餅につけて食べたりとその用途は多岐に渡ります。
そこで醤油の使い分けについて紹介したいと思います。

醤油には様々な種類がありますが、今回は特にメジャーな濃口醤油薄口醤油について説明していきたいと思います。

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まず濃口醤油についてですが日本で作られている約80%がこの濃口醤油であるくらい日本人のほとんどが使っている醤油で一番一般的なものです。
塩分濃度は16%と意外にも薄口醤油よりも塩分が少ないという特徴があります。
また濃い色が特徴的で味も香りも強めになっています。
関東でよく好まれていて卓上用として販売されている醤油のほとんどが濃口醤油です。
用途としては刺身や餃子のつけダレ、煮物や焼き物の調味料など多岐に渡ります。
濃い色と強い味を生かして生臭さのある青魚や肉などに使うことをお勧めします。
コクが出るのでサバの煮付けや豚の角煮といった煮込み料理には欠かせない醤油になっています。
また刺身や豆腐にかける時もこの濃口醤油の方が味があり美味しいです。

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続いて薄口醤油ですが別名淡口醤油とも言われています。
日本での生産量は10から13%とかなり少ない量のためあまり使用頻度は高くありません。
塩分量は18%と意外にも濃口醤油よりも塩分が高いのが特徴です。
よく勘違いされますが薄口醤油は塩分で薄められているので見た目が薄い色をしていることから薄口醤油と言われています。
決して塩分が薄い訳ではないということを覚えておいて欲しいです。
薄口醤油が合う料理はだし巻き卵やかぼちゃや里芋などの煮物、お米から作る炊き込みご飯、薄味のお吸物などがあります。
出来上がりの色合いが薄めのものに使うと色は薄いけど味はしみているという状態になるのでお勧めです。

しかし実際に使い分けて使用している人はあまりいないと思います。
なぜなら料理人でもない限り家庭の料理にそこまでこだわりを見せる必要性がないからです。
そこで多くの人が一般的な濃口醤油を使って料理をするのだと思います。
かぼちゃの煮物や炊きご飯だって濃口醤油で作ってしまっても料理通ではない限り味の違いなんて気づかれません。
しかしされど醤油を思われるかもしれませんが、料理人は醤油を使い分けいる人がほとんどだと思います。
だからこそ外食で食べる料理は美味しいのかもしれません。