日本には昔から受け継がれてきた健康ドリンク、甘酒があります。最近その効能が話題になり、スーパーでもたくさんの種類の甘酒を見るようになりました。
ではその甘酒、効果的な飲み方はあるのでしょうか?
1、甘酒の効果
そもそも甘酒にはどんな健康効果があるのでしょうか。
甘酒は飲む点滴と言われますが、もち米をこうじや酒粕などで発酵させて作り、主な栄養素はビタミンB群やアミノ酸、ブドウ糖、そしてオリゴ糖、消化酵素、食物繊維、コウジ酸です。
江戸時代には夏バテに効果があるといって夏によく飲まれていましたが、栄養価が高くてバランスの取れた飲み物なので1年を通して風邪予防にも最適です。
近年ではシミそばかすを抑えたりニキビ改善など美肌効果においてもよい影響があるとわかってきました。
甘酒を継続して飲むことで、皮膚の表面温度が上昇して目の下のクマが改善したり、皮脂の抑制効果もあるのでニキビを改善・予防することが出来ます。
また、粘膜を構成する成分であるムチンの量が増えるために、腸内環境をよくし、免疫力アップや滋養強壮に役立ちます。
2、効果的な甘酒の飲み方
折角栄養素が豊富で健康にも美容にも良いといわれている甘酒、どうせなら効果がよく感じられる飲み方をしたいものです。
甘酒の効果を大きくするのは、1日に2杯、朝と晩に毎日継続して飲むことがおすすめです。
甘酒を朝に飲むと血圧を安定させて上昇を防ぎます。
基礎代謝も上がるので一日中効率よくカロリーを消費することも出来ます。
そして夜に飲むのは、酒粕に含まれる清酒酵母がアデノシンA2A受容体を活発にするため睡眠の質も改善してくれると研究結果が報告されているからです。
神経の興奮を抑えるために寝つきが良くなるので、疲れすぎていて眠れないという方にもおすすめです。
3、甘酒の美味しいアレンジ
いくら体に良いことが判っていても、独特の甘さや匂いが苦手、という方もいるでしょう。
毎日飲むのであれば味に飽きないことも大切なポイントです。
しかし甘酒は他の素材と組み合わせることが出来る飲み物なので、アレンジを加えることで自分好みの味にすることが出来ます。
- フルーツを加える
イチゴやリンゴ、バナナなど家にあって自分が好きな果物を用意し、甘酒と一緒にミキサーでかけるだけでフルーツジュースのようになり、飲みやすくなります。 - 豆乳で割る
甘酒と豆乳を同じ割合で混ぜます。豆乳を入れることでまったりと優しい味になりますし、豆乳に含まれる大豆イソフラボンがコラーゲンの生成を助けてくれます。 - 抹茶やきな粉、しょうがを加える
味そのものを大きく変えるにはおすすめなのが抹茶やきな粉です。
しょうがはあまり味は変わりませんが、体がぽかぽかと温まりますので冬の夜におすすめの飲み方です。
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