主婦の声から生まれた「ノンカップ麺」
トーエー食品は1949年の創業以来、カップ麺·即席麺を製造してきました。1995年、工場見学に訪れた主婦の「カップ麺はカップがゴミになる。袋入り即席麺は子どもやお年寄りに火を使わせるのが心配。カップに入っていないカップ麺があればいいのに」という声が、ノンカップ麺誕生のきっかけとなりました。
最初の課題は、麺のリニューアル。樹脂製のカップに比べて、家庭の陶器は熱湯の温度が下がりやすいため、低温でもほぐれやすい麺が求められます。また、食品添加物の「かんすい」を使わずに、コシとつるみのある理想の麺を作るのは至難の業です。
小麦粉と水の配分、こね方、蒸し時間、揚げ時間など試作を重ねること2年、会心の麺が完成し、ノンカップ麺が誕生しました。販売開始から20年を経た今も、気温や湿度の変化に合わせて麺の延ばし加減を調節するなど、職人技ともいえる麺作りをしています。
おいしさと安心安全のために
麺には国内産小麦粉と国内産馬鈴薯粉を使用。製麺の基本は小麦粉を塩水でることですが、ムソー「向けのノンカッフ「どんぶり麺」には、特別に沖縄の海水で溶した塩を使っていただいています。かんいや増粘剤などの食品添加物を使わず、独の製法で歯ごたえのある弾力とコシを出し植物油で揚げています。
味の決め手となるスープは、化学調味料使用。かつおやさば節のダシ、野菜や肉の然エキスを使った、あっさりしていながらみとコクがあります。「最後の一滴まで飲み干せるおいしさ。丼で作るスープは熱すぎず、召し上がりやすいですよ」と、トーエー食品の鈴木専務。
熱湯を注いで3分、手軽さが人気
麺を丼に入れ、お湯を注いで待つだけで、手軽においしい即席麺ができあがります。
近頃は、家族揃って休日のお昼ごはんや、塾帰りや残業後のお夜食に人気だそうです。
災害に備えての備蓄品としてもおすすめ。
お湯さえあれば温かい麺とスープが召し上がれて、ほっと一息つけるでしょう。
ちなみに、売り上げベスト3は、
1.カレーうどん
2.しょうゆ味ラーメン
3.きつねうどん。
鈴木専務のイチオシは、国内産ひきわり納豆がたっぷり入った納豆そばだそうです。あなたのお気に入りは?
自然食品のお店サンショップのおすすめ
どんぶりに入れて熱湯を注ぐだけで手軽に食べられる自然食品の「ノンカップメン」。国内産ひきわり納豆入りのおそばです。 |
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