素材にこだわる焼菓子屋さん
クロスロードは大阪南端の海沿いの町にある、小さな焼菓子工場です。代表の道窪祐一さん(57歳)はオーガニックやフェアトレードの食品事業に携わった後、47歳で独立して開業しました。名前の由来はCROSS-ROAD、「お菓子を通じて、多くの人が行きかう交差点のような役目を果たしたい」と願っての命名です。
創立当初は素材にこだわる余裕もなく、ただ一生懸命に作りましたが、評判が良くないどうすれば道が開けるのか自問自答したとき、思い出したのは、前職で訪れたフィリピン·ミンダナオ島で目にしたパイン畑の光景でした。野鳥や虫たちと共存する有機栽培の畑と、生きものの気配がないプランテ-ションの違いを、僕は肌で知っている。原点に戻り、安心安全にこだわった本物のお菓子を焼こう。その方が自分としても、自然だよそれからは原材料を見直し、国産と有機栽培にこだわった商品開発に方向転換。素材のよさと手作りの素朴な味わいが評判になり、現在はクッキー、ワッフル、グラノーラなどが人気です201 8年10月には有機JAS加工食品工場として認定を取得。オーガニックを求めるお客様の期待に応えていきます。
国産小麦のベルギーワッフル
ワッフル(waffle)はイーストなどで発酵させた生地を、格子模様の鉄板(ワッフルベーカー)に挟んで焼き上げたお菓子です。
有名なベルギーワッフルには、軽くて甘さ控えめの生地を長方形に焼く“ブリュッセル風”と、密度が濃く甘い生地を丸く焼く“リエ-ジュ風”があります。
クロスロードの「国産小麦のペルギーワッフル」は、日本人にもなじみの深いリエージュ風。フランス産パン酵母で発酵させた生地はもっちりと食べごた本人にもなじみの深いリエージュ風。フランス産パン酵母で発酵させた生地は、もっちりと食べごたえがあり、パターの香りがリッチな味わいです。
サクサク!ワッフル型クッキー
新登場の「ワッフルクッキー」は、酵母を加えないクッキータイプの生地をワッフルぺーカーで焼き上げた、ひとくちサイズのクッキーです。クロスロードを訪れたムソー商品部·加藤が、試作品のコロコロした形とワッフル模様に一目ぼれ。今回の開発となりました。
原材料はオーガニックにこだわり、オーストラリア産有機小麦粉、国産バター、ブラジル産有機砂糖、国産卵を使用。8gずつ計量した生地を手で丸め、ワッフルベーカーに8個ずつ並べてプレスして焼き、熱いうちに有機シュガーをまぶします。サクサクした食感がクセになるおいしさで、素材の味(とくに粉の風味)がストレートに楽しめます。ひと粒ひと粒手作業で心を込めて焼いていま「にんじん」「ほうれん草」は、国産野菜粉末で
風味を添えました。「喜ばれたら、ゴマやチアシード入りも焼いてみたい」と道窪さん。さらなる新商品が楽しみです。
自然食品のお店サンショップのオススメ
有機小麦粉、バター、有機砂糖など厳選された原材料で作った、ひとくちサイズのワッフル型クッキーです。サクサクした食感が癖になる自然食品です。素朴なプレーンタイプ。 |
コメントを投稿するにはログインしてください。