出汁と味噌、野菜などがあればすぐ出来てしまう味噌汁。日本の食卓には欠かせない存在です。
ですが、毎日同じ味噌味では飽きてしまうこともありますね。そんな時は「変わり種味噌汁」はいかかでしょう。きっと、料理のレパートリーが広がることでしょう。
和風の変わり種味噌汁、牛ひき肉と豆腐のピリッと辛い味噌汁
味噌汁にちょっとピリッとする唐辛子と、普段は入れることのない牛肉をプラスして作ります。
用意するものは、牛ひき肉100グラム、ゴボウ20グラム、絹豆腐100グラム、ごま油大さじ1、お酒適量、赤唐辛子適量、カツオの出し汁300CC、赤味噌20~23グラム。(2人分の分量です。)
- ゴボウは皮をこそげ取ります。ささがきにして水にさらし、十分に水分を取ります。
- ごま油を熱した鍋に、ゴボウと牛ひき肉を入れて炒めます。唐辛子もお好みの量、加えます。火が通ったらお酒を振り入れます。アクが出てくるので、念入りにアクを取り除きましょう。
- 絹豆腐を崩しながらここに加えます。5分ほど煮ましたら、味噌を溶き入れます。一煮立ちしたら出来上がりです。
ピリ辛とごま油の香りが食欲をそそる一品です。また、春雨を入れてボリュームを出すと、おかずにもなります。
牛乳を加えて洋風に、具沢山ミルク味味噌汁
お湯を牛乳に変えれば、洋風味噌汁に変身します。
用意するものは、ジャガイモ1個、玉ねぎ60グラム、ニンジン40グラム、インゲン10グラム、エリンギ40グラム、鶏もも肉80グラム、ベーコン10グラム、牛乳150CC、スープの素1/3個、水1カップ、味噌小さじ3、黒コショウ少々。(2人分の分量です。)
- ジャガイモは1センチの角切りにして、水にさらしておきます。
- ニンジンは5ミリ厚のいちょう切り、玉ねぎは薄くスライス、エリンギは5ミリ厚の薄切り、鶏もも肉は一口大に、ベーコンは細切りにします。
- いんげんは塩ゆでしたら1センチの細切りにして別にしておきます。
- 鍋に、水とスープの素を入れて火にかけます。沸騰したらジャガイモ、ニンジン、エリンギ、玉ねぎを入れます。再沸騰したら、鶏もも肉とベーコンを入れて煮込みましょう。
- 具材が柔らかくなったら、牛乳を入れます。沸騰する直前に火を止め、味噌を溶き入れます。
- 上にいんげんを散らして、黒コショウをふりかけたら出来上がりです。
ジャガイモと牛乳、味噌の相性がすごく良い一品です。お好みで、角切りバターを最後に乗せても美味しいです。ジャガイモの代わりに、これから冬に旬となるカブを使ってもいいですね。いんげんでなく、アスパラにしてもいいですし、白菜を加えても。色々な具が合うレシピなので、是非、色々試してみてください。
イタリア風味噌汁も!、トマトと卵のイタリア風味噌汁
味噌汁にトマト!?と、思うかもしれませんが、これもまた味噌とよく合う具材です。
用意するものは、トマト中を半分、キャベツ1枚、アスパラガス1本、卵2個、鰹節の300CC、黒コショウ少々、味噌20~23グラム。(2人分の分量です。)
- キャベツは千切りにします。アスパラガスは5ミリのスライスに。トマトは湯むきをして1センチの角切りにします。
- 鍋に出し汁を入れて沸騰させます。そこへアスパラガスとキャベツを入れます。
- 具材が柔らかくなったら味噌を溶き入れます。少し煮立ったら火を止めましょう。
- 卵を割り入れ、トマトも入れてすぐに蓋をして3分から5分程、蒸らします。余熱で卵が半熟の程よい感じに固まります。卵がお好みの硬さになったら、上から黒コショウを一振りして出来上がりです。
オムライスやパスタによく合う一品です。卵はあらかじめ溶いてから入れても美味しいです。また、粉チーズや溶けるチーズを上に乗せると、一層イタリア風になりますし、栄養のバランスが良くなります。
温かいだけじゃない、冷たい夏野菜味噌汁
夏場は暑くてついつい、温かい味噌汁は敬遠してしまいます。そんな時には、冷たい味噌汁の登場です。
用意するものは、ゴーヤ10グラム、ナス10グラム、ミニトマト2個、アスパラガス10グラム、カボチャ10グラム、オクラ10グラム、マイタケ10グラム、菜種油適量、出し汁300CC(冷蔵庫で冷たくなるまで冷やします。)、味噌20~23グラム。(2人分の分量です。)
- ゴーヤは種とワタを取り除き、薄切りに、カボチャは5ミリの厚さに薄切り、アスパラは3センチの長さに、オクラは一本を斜めに半分に切ります。マイタケは小房に分けておきましょう。
- ゴーヤは茹でます。
- ナス以外のほかの野菜は耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジで1分から1分半加熱します。(機種や設定によって加熱時間は変わりますが、柔らかくなるまで。)
- ナスは一口大に切り、菜種油を熱して素揚げにします。少し焦げ目がついた方が美味しいです。
- これらの野菜を冷蔵庫でやします。
- お椀に冷やした出し汁を入れ、味噌を溶きます。そこへ冷やした野菜を入れますと出来上がりです。
出し汁や野菜を冷やすのに時間がかかりますから、多めに作って冷蔵庫でストックしておくと時間の節約になりますし、便利です。
キムチが入って韓国風味噌汁
秋、冬は体を温めたい季節ですね。そんな時、キムチを使った味噌汁はいかがでしょう。
用意するものは、大根60グラム、ニンジン40グラム、ホウレンソウ40グラム、キムチ20グラム、出し汁300CC、味噌20グラム。(2人分の分量です。)
- 大根とニンジンはいちょう切りにします。
- ホウレンソウはサッとゆでて、食べやすい大きさに切り分けます。
- 出し汁に大根とニンジンを入れ煮ます。
- 具が柔らかくなりましたら、火を止めて味噌を溶き入れ、ホウレンソウをのせます。
- 最後にキムチを乗せたら完成です。
これは簡単に出来ますし、具材も色々変えてみても、どれも結構キムチに合います。
何よりこれからの季節、体がホカホカ温まるのがうれしいですね。
ボリューム満点、これだけでメインになる味噌煮込みうどん
味噌汁、と言えばわき役のような存在ですが、これは味噌を使ったメイン料理の一品です。
愛知県民の方々にはお馴染みの、味噌煮込みうどんです。
用意するものは、玉うどん2袋、鶏もも肉60グラム、玉ねぎ60グラム、大根680グラム、ジャガイモ60グラム、ゴボウ20グラム、ニンジン40グラム、しめじ20グラム、ホウレンソウ40グラム、油揚げ20グラム、水600CC、出汁用昆布5センチ、削り節12グラム、みりん大さじ1、七味唐辛子適量、味噌20~23グラム。(2人分の分量です。)
- 鍋に水と出汁用昆布を入れて15分程置きます。火にかけ、沸騰する直前で昆布を取り出し、削り節を入れて火を止めます。そのまま置いておきますと、削り節が下の方に沈みますから、ザルで濾しましょう。
- ゴボウは皮をこそげてささがきにし、水にさらします。
- 大根、ニンジンはいちょう切りに、ジャガイモは一口大の角切りに、玉ねぎはくし切りにします。
ホウレンソウは3センチほどに、油揚げは2センチの細切りにします。しめじは根を切って小房に分けておきます。鶏もも肉は一口大に切ります。 - 初めに取った出し汁にホウレンソウとモモ肉以外の具材を入れて煮ます。
出し汁が沸騰したらモモ肉を加え、具材が柔らかくなるまで煮ます。 - 玉うどんを入れ、3分ほど煮たら、ホウレンソウと味噌を加え、ひと煮立ちさせます。煮すぎると味噌の風味が飛んでしまいます。
- 七味唐辛子をお好みで振り入れましょう。
野菜も肉も、うどんも入って、栄養のバランスも良く、メインとなる料理です。
普段の味噌汁をちょっと変えただけで、色々な味を楽しむ事が出来ます。
たまには変わり種味噌汁、いかがですか。
自然食品のお店サンショップのオススメ
国内産有機玄米・大豆使用の自然食品です。 風味よく旨み・甘みがあり、味わい深い |
コメントを投稿するにはログインしてください。