みやざき地頭鶏100%使用
炊きたてのご飯に混ぜるだけで、本格的な地鶏めしが出来上がる 「地鶏めしの素」。ロングセラーをリニューアルするにあたり、素材の旨みが楽しめて、また食べたくなる味を
目指しました。
数社に試作をお願いした結果、迷わず採用したのが地鶏料理の本場·宮崎のカンショクの品。それもそのはず、地元が誇る「みやざき地頭鶏(じどっこ)」を100%使用した自信作だったのです。
みやざき地頭鶏は、天然記念物「地頭鶏」を品種改良して生まれた地鶏で、地域団体商標を取得しています。 4カ月から5カ月の長い期間、手間隙と愛情をかけて飼育しており、肉質の弾力とジュワーッとくる旨みと歯ごたえが特徴です。
新しい「地鶏めしの素」は、みやざき地頭鶏の味わいを活かした、“地鶏感”あふれる混ぜごはんの素です。
ささがきごぼう、たっぷり
野菜も、すべて国産原料です。 従来の配合比は「にんじん>ごぼう>まいたけ>しいたけ」でしたが、今回は「ごぼう>たけのこ>にんじん>しいたけ」に変更し、ごぼうを圧倒的に多く使います。「ごぼうは鶏肉と相性がいい。宮崎では、鶏肉とごぼうだけの炊き込みご飯もあるくらいです」と、カンショクの平岡さん。“ごぼう感”いっぱいの混ぜごはんの素。
たっぷり入ったささがきごぼうの食感と香りが食欲をそそります。
鶏脂で妙めて、エキス類も不要に
製造工程はまず、苅でた鶏ささみ、 ささがきごぼう、水煮たけのこ、せん切りにんじん、戻した乾ししいたけを、 鶏肉の脂だけを使って妙めます。この鶏脂が具材に旨みとコクを添え、香りをつけてくれるのです。 「宮崎の郷土料理「地鶏の炭火焼』でも、鶏油(チーユ:鶏脂を加熱して得る油)を香りつけに使います」と、平岡さん。
調味料も一から見直し、ムソーの「てんさい含蜜糖」、味の母、ヤマヒサの醤油にグレードアップしました。塩は「満潮 (まんちょう)の塩」。カンショクの地元·宮崎県日向市の平岩海岸の満潮時の海水を汲み上げ、平釜で45時間煮詰めてつくったまろやかな塩です。鶏脂で妙めることで、「かつおぶしエキス」などのエキス類も必要なくなりました。
もちろん化学調味料や着色料などの食品添加物も、酵母エキスも不使用です。
妙めた具と調味液を充填し、加圧加熱殺菌して「地鶏めしの素」の出来上がり。 1袋で2合分(2~3人前)、冷めてもおいしいので、 おむすびやお弁当にもおすすめです。
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