出雲そば屋が作る生パスタ
本田商店は、創業百余年の奥出雲そば専門店。自家製粉の挽き立てそば粉と小麦粉と食塩だけで作った、香り高い「奥出雲・生蕎麦」でおなじみです。本田商店のモットーは“食べて美味しい、身体に美味しい”こと。四代目・本田正次さんの娘さんがアトピーに悩んだ経験から、食品添加物や保存料は一切使用しません。 保存料も酒精(アルコール)も使わないのに、賞味期限が長く常温保存ができる(生蕎麦は常温90日)のは、包装後に蒸気殺菌する独自の技術の賜物です。「そば湯までおいしい」 と絶賛される理由は、ここにあります。
そんな本田商店に8年ほど前、パスタマシーン!が据えられました。 「若社長が買ってきた、と聞いてます」 と、 営業の庄司さん。五代目・本田繁さんの一声で、新たな挑戦が始まりました。
二段仕込みでモチモチの食感
そば屋さんが生パスタを…ご苦労が多かったのでは、とお聞きしましたが、答えは意外でした。もともとそば粉は小麦粉よりグルテン量が少ないので、 そば製造よりもパスタ製造は難しくありませんでした。 あとは、 どうやっておいしいものを作るか、 です。生パスタには卵を用いるレシピもあります
が、本田商店の生パスタは小麦粉と塩だけのシンプルなレシピです。 おいしさの秘訣は、小麦粉に塩と水を練り込んだ生地を真空押し出しし、麺帯として巻き取って、 さらに圧延して切り出す、 という二段仕込み。 この手間によって、生バスタ独特のモチモチした食感を実現しました。
ふだんは海外産デュラム小麦のセモリナを使用していますが、 ムソーブランドには国産有機小麦粉を使っていただきます。 国産有機小麦粉を使用してのパスタ製造は通常よりも難しく、小麦粉のご機嫌を伺うのに苦労したとのことです。
常温で180日保存できる
市販の生パスタの賞味期限は冷蔵で1週間ほどですが、本田商店の生パスタは蒸気殺菌のおかげで、 常温で180日保存できます。 しかも1食ずつの個包装なので、いつでもフレッシュなパスタが楽しめます。
パスタ通にうれしいのは、 酢酸や酒精を使っていないので、開封時や効でている時に酸っぱい匂いがせず、 国産小麦本来の風味が味わえること。 パスタソースに効で汁を加えて乳化させる裏技も、 「茄で汁までおいしい」から完盤です。
長年にわたるそば作りの技を駆使した生パスタ、自信をもってお勧めします。
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ムソー 国産有機生パスタ・フェットチーネ(平麺タイプ) 100g✕2
国産有機小麦粉と天日塩だけで作ったシンプルな生パスタです。生パスタ独特のもちもち食感が楽しめる自然食品です。ェットチーネタイプ。ゆで時間約6分。 |
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