自然食品とは何か

自然食品とは、農薬や化学肥料を一切使わずに栽培した農産物のことを言います。
名前のとおり、自然のまま作られた食品のことを言います。

自然食品は、JAS法によって定義されている有機食品(オーガニック)と同じではないのかとも言われていますが、有機食品(オーガニック)のように明確な定義がされていません。

最近では、マクロビオテックという食事法をよく耳にする事が多くなってきましたが、マクロビオテックは、自然食品を食べるという意味合いがあるようです。

自然食を使った食事にはどんなことに気をつければいいのでしょうか。

初めてマイクロビオテックを始める人には、まずは調味料から気をつけてみるといいといわれています。

米は国産玄米を使う、小麦粉も国産の小麦粉を使う。
塩は天然塩、砂糖はてんさい糖、醤油は大豆と小麦と塩分のみで作られた本当の醤油を使う。
油は菜種油100%のものやこめ油を使う。
牛乳の変わりに有機無調整豆乳を飲むようになるなど、マイクロビオテックをするにあたって気をつけなければいけないことが実は沢山あるのです。

自然食は、無農薬・減農薬で作られた野菜が中心となって使われます。
お肉や魚もしっかりと食べることができます。

バランスの摂れた食生活が基本となるので、野菜だけではなく、肉や魚も食べることができるのですが、肉類に関しては、天然飼料で育てられたことが明記されているものを選択するようにします。
魚に関しては、干し物など添加物が入っているものは避けて、新鮮な魚を食べるようにします。

いきなり全部を気をつけることは難しいですが、できるところから取り組んでいくだけでも、違ってきます。

マクロビオテックと自然食品はしっかりとつながっており、食品全部を自然食品にするのは難しくても、調味料だけでも、自然食品にすることによって、今までよりも、美味しく料理を食べることができるようになります。

自然食品には、添加物などが入っておらず、本来の味を体感することができるものばかりです。
マクロビオテックは本来の味にできるだけ近づき、楽しみながらダイエットをする事ができるダイエット方法なのです。

和食が中心となるので、日本人にとってすごく馴染みのある食生活を送ることができるのではないでしょうか。

料理方法も、今ではネットを見ればバリエーション豊富に乗っているので、料理のレパートリーも増えていくのではないでしょうか。

冬に蓄積した毒素を梅醤番茶で排出!

春は花粉症などの不調に悩まされる方が多いですよね。
それは花粉も原因ではありますが体が冬の時期に溜め込んだ老廃物を排出するために体が炎症を起こすために花粉症が悪化することも理由の一つなのです。
その排出作業を助ける為にも梅醤番茶を飲む事をお勧めします。
質の良い梅醤番茶はビタミン、ミネラルは勿論のこと、クエン酸や酵素、抗酸化作用が豊富に入っており、また、お腹に負担をかけないので断食やダイエットなどで小腹が空いた時に最適です。

無双本舗 有機梅干番茶 スティック 8g×20 お湯を注ぐだけで、手軽に美味しく有機梅醤番茶がお楽しみいただける自然食品です。携帯に便利なスティックタイプです。
無双本舗 有機梅醤陽寿 250g 身体を温める手当て法としてマクロビオティック愛好者に定番の梅醤です。奥吉野の生産者と協力して栽培した有機青梅を梅干しにし、、杉樽仕込み有機醤油を使用しました。番茶を注ぐだけで梅醤番茶が手軽にお召し上がりいただけます。

江戸時代では夏や運動で汗をかく際は冷やした梅醤番茶を飲んでいたそうなので現代でいうとスポーツドリンク代わりにしていたようです。
最近のスポーツドリンクは糖度が多く、またブドウ糖果糖液糖という遺伝子組み換え野菜で作られてる可能性がある糖分を入れて作られているものもあります。
スポーツドリンクで水分補給しているつもりが気付いたら砂糖依存性に陥ってしまったという事にならないように汗をかいて水分補給する際は梅醤番茶が良いでしょう。
ちょうど汗で失った塩分が入っておりまた、疲れを取るクエン酸も入っています。
なので熱中症対策に効果的なのです。

あつい夏の時期にもお勧めな梅醤番茶ですが春は温かい梅醤番茶で血液の巡りを良くしておき、夏に備えて汗を沢山かける体質になっておきましょう。お勧めは半身浴をしながら熱い梅醤番茶を飲み汗を沢山かきデトックスする方法です。
また、お風呂上がりに温かい梅醤番茶で外からも中からも温める事で血行を良くし、体を湯冷めしにくくする事も重要です。
そして身体の末端まで温まり寝つきも良くなる効果もあります。
まだまだ、春はインフルエンザが猛威をふるっている時期なので常に身体を暖かくして免疫力を上げましょう。

いんやん倶楽部 濃縮番茶入り 梅醤エキス 280g 国内産原料使用の自然食品です。 番茶入り お湯を注ぐだけで梅醤番茶に
無双本舗 生姜・番茶入り梅醤 250g 梅肉と醤油を熟成させた梅醤に、有機番茶と有機生姜粉末を配合した自然食品です。番茶入りですので、お湯を注ぐだけで梅醤番茶ができあがります。

やはり梅醤番茶を飲むなら質が良い梅醤番茶にした方が良いでしょう。
出来るだけ有機や自然栽培にこだわった原料で作られている梅醤番茶が良いです。
自分で作るならば有機や自然栽培の梅干し、生姜、醤油を取り寄せて作るようにしましょう。
また、化学調味料で味付けした梅干しより昔ながらの天然素材のみで漬け込んだ梅干しを選びましょう。

市販の梅醤番茶を買う際もシンプルに梅干し、生姜、醤油のみの梅醤番茶が良いです。
せっかくデトックス効果があるので余分な化学物質は取り込みたくないですものね。
梅醤番茶は番茶を注ぐだけで出来るので職場でも気軽に飲むことができます。
その際は番茶を注ぐだけで出来るの市販の梅醤を持ち運ぶか、自宅であらかじめ梅干しをすり潰し、下ろした生姜を混ぜたものをラップで包むかタッパに入れて持ち運びましょう。

自然食品のえごま油

・えごま油の選び方
えごま油が健康にいいと注目される理由は、オメガ3系のα-リノレン酸含有量がほかの油脂類に比べて圧倒的に多いためです。
オメガ3系は不飽和脂肪酸の一種で、とにかく酸化しやすいという欠点があります。
酸化しやすいというのは熱に弱いことを指します。

よって、えごまから油を精製するときもなるべく熱を加えないほうがα-リノレン酸を多く残せます。
えごま油を選ぶのであれば、低温圧絞搾法で精製されたものをおすすめします。できれば国産で。
低温圧搾法は圧搾法の加熱なしでしたもののことで、搾油率は悪くなります。
コストが上がって値段も上がります。

外国産を使用していても、製造元がしっかりと原料品質管理をしていて、そのことを公表していることが重要です。
外国といってもなるべく近くの国から輸入しているかどうかもチェックしましょう。
なぜなら輸入するときは基本的に船便で取引が行われ、船便のほうが輸送費が安く済みます。
着くのには時間がかかり、その間虫やカビを避けるために防腐剤などが扱われます。
日本の基準で認められている防腐剤は食品添加物という扱いになっていますがキャリーオーバーにより成分表示義務はありません。
そのためたとえ使っていてもえごま油になった段階では分からなくなります。
そうなればあとは製造元への信用があるかどうか、それに尽きるのです。

・黄色いえごま油と茶色いえごま油の違いは?
えごま油を実際に買おうとすると、色の違いに気づきます。
サラダ油のような黄色いえごま油と、ごま油のような茶色いえごま油があります。
あとは、茶色の便に入ったものも存在します。

2種類あるわけですが、この違いは原料のえごまを焙煎しているかどうかです。
えごま油は独特の風味があり、それが苦手という人も多く居ます。
焙煎することで香ばしいしその風味が活きるのです。

えごまを食べるのが一般的な韓国では焙煎しているえごま油がむしろ一般的なようです。
一言で言うと焙煎しているかどうかの違いで、α-リノレン酸の量には大差ありません。
どちらの味が好きかどうか、といった違いだけなようです。

えごま油は酸化しやすいので、一人暮らしであれば少な目のものを購入することをおすすめします。
家族数人で暮らしているのであれば、少し大きめのものを買ってもいいかもしれません。
開封後は冷蔵庫に入れて早めに食べきることをおすすめします。
一人で使うのであれば、1日5cc(小さじ1杯)×30日=150ccくらいのサイズがおすすめです。”

揚げ物が失敗しない食用油、グレープシードオイル!

グレープシードオイルとは、文字通りブドウの種からできているオイルです。
コレステロール値が0パーセント、オレイン酸、ビタミンEが豊富で健康志向の方にお勧めしますの優れたオイルです。

そんなオイルですが、揚げ物がベタッとしないで、美味しく仕上がるのです。
例えば、唐揚げを作るとします。
唐揚げを作る時、サラダ油をなみなみと鍋に入れて揚げてるかと思いますが、そんなにオイルを使わず、いわゆる揚げ焼きで唐揚げを作ります。
これは、グレープシードオイルだけでなく、揚げ焼きはオススメします。油の後始末が楽です。

アサヤ食品 グレープシードオイル 460g
アサヤ食品 グレープシードオイル 460g

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チリ産ぶどうの種子から搾った100%ピュアなグレープシードオイルです。500ml(1本分)搾るのにぶどう生果500Kg必要とされる稀少なオイルで す。深みのあるクリスタルグリーンであることがチリ産の証です。ポリフェノールを含みコレステロール0なので健康志向の方にお勧めします。

そして唐揚げですが、フライパンに1センチ程度グレープシードオイルを引き、揚げ焼きをし
ます。
これが、不思議とベタっとした仕上がりにならないのです。
今まで、サラダオイルオリーブオイルゴマ油などいろいろと試してみましたが、グレープシードオイルは揚げ物がカラッと仕上がります。
オイルが口の中をベタつくこともなく、カラッとした唐揚げになるのです。

もちろん唐揚げ以外にも、コロッケもそうです。
これもまた揚げ焼きで作っていきますが、グレープシードオイルは、コロッケもサクッと油の重さを感じさせない仕上がりになります。

揚げ物以外にもそうですが、炒めモノはだいたい軽い仕上がりになります。
食べた後の口の中がとても軽いので、脂っこいという印象はないのです。

だからと言って全ての料理にグレープシードオイルがいいというわけではないです。
香りが少ないオイルなので、癖はないですが、オリーブオイルのように香りも楽しみたい場合は、ちょっと物足りないオイルになります。

グレープシードオイルは、健康面、美容面にとってもいいオイルですが、リノール酸を多く含んでいるオイルでもあります。
リノール酸は摂りすぎると、今度は逆に健康面を害することになります。
グレープシードオイルをたくさん摂取すればいいというものでもなく、コレストロールも0パーセントだから太らないわけでもありません。
全ての食品に言えることですが、摂りすぎはバランスを崩すのでよくないですよということです。

いつも、揚げ物がベタっと仕上がって困っている方は、グレープシードオイルで揚げものを作ってみるのはいかがでしょうか。

マクロビオティックの食品の選び方

マクロビオティックは、「自然食品」とも言われており、素材そのものの味を楽しむことができる食事法ともいわれています。

マクロビオティックをするにあたって、避けなければいけない食事もいくつかあり、食品の選び方としては、白いものよりも黒いものを選ぶようにします。

精製された白砂糖や塩、白米には、栄養素がほとんどそぎ摂られているので、マクロビオティックでは避けなければいけません。
玄米全粒粉小麦自然海塩を選ぶようにします。
味に特徴があるので、素材の味を思い切り楽しむことができるのも、魅力的です。

野菜についても、有機農産物を選ぶようにします。
皮や葉、根も安心して食べることができます。
有機野菜を入手するのが大変な場合には、国産のものを選ぶようにします。
外国から輸入されたものについては、残留農薬の危険性もあるので、気をつけなければいけません。
農薬や化学肥料について、厳密な企画をクリアした畑で作られたという証拠に、「有機JASマーク」がつけられます。
このマークがついている野菜を買うのが望ましいですね。

食品の選び方は、食材だけではありません。
調味料にも添加物が入ったものが含まれているので、調味料を選ぶときにも、しっかりとラベルをチェックしましょう。
添加物の入っていない調味料を使うことによって、今までよりもさらに美味しい料理を作ることができるのではないでしょうか。
調味料は、毎日少しずつ確実に口の中に入っているので、できるだけ良質なものを選ぶようにしたいですね。

マクロビオティックでは、食品添加物にも気をつけなければいけません。
カップラーメンや冷凍食品、レトルト食品などには食品添加物が沢山含まれています。
少量でも、毎日当たり前のように取っていると、生活習慣病への近道となってしまうので、食品添加物が多く含まれているものは、なるべく摂らないようにしましょう。

ほかにも、加工品などにも、食品添加物が沢山含まれているので、加工品の摂取にも気をつけなければいけません。

マクロビオティックでは、控えなければいけない食事が沢山あるようで、すべてを完璧に心がけるのは、正直難しいかもしれません。
しかし、マクロビオティックのレシピも沢山あるので、バリエーション豊富に、自然食を楽しむことができます。

楽しく食事をして、健康的で綺麗を目指すのはいかがでしょうか。
マクロビオティックのポイントは、ストレス無く、楽しんで取り組むことです。

効果的なえごま油の使い方

えごま油は、美容や健康にもいいといわれており、テレビでも、名医が選ぶ最強の油として紹介されています。

えごま油のほかにも、えごまパウダーなども人気があります。

えごまは、便秘改善にもすごく優れていると言われており、腸活にもオススメの油です。

えごまには、αリノレン酸が豊富に配合されており、血管を柔らかく若返らせるのに必要な栄養素としても言われています。
コレステロールを排出する手助けをしたり、傷ついた血管の機能を回復する効果も期待する事が出来ると言われています。

えごまに含まれているαリノレン酸が持つ効果としては、血管を若くする効果や認知症予防のための健康面での効果のほかに、便秘解消やダイエット、美肌効果など、美容面での効果も期待する事が出来ると言われています。

えごま油は熱に弱く、酸化が早いと言われています。
料理に使うときには、サラダや和え物などにかけて食べるのがオススメです。
卵かけご飯や、納豆ご飯にもオススメだと言われています。

えごま油はたんぱく質と一緒に摂取する事によってさらに効果的だといわれています。
熱に弱い成分ではありますが、よそった味噌汁に入れて飲む分には劣化しないようです。

味噌汁に含まれている大豆たんぱく質との組み合わせによって、えごまの効果はさらに高まると言われています。

えごま油は大さじ1で、1日に必要なαリノレン酸を摂取する事が出来ると言われています。
何かにかけて食べたり、そのまま飲む人も少なくはないようです。
でも、摂りすぎには気をつけなければいけません。

えごま油は、成分そのものがすごくいいので、いつ摂取しても言いと言われているのですが、αリノレン酸に含まれているオメガ3系の脂肪酸を麻に摂取する事によって、簡単な運動でも脂肪が燃えやすくなる可能性が高いと言われています。

肌荒れ予防や便秘改善には、夜22時から2時までの時間帯に飲むと特に効果を発揮する事ができると言われています。

えごま油はすごく香ばしい香りをしています。
味もコクがあって癖のない味なので、味わいやすいのではないかと思います。
和え物などの和風料理や、カルパッチョなどの洋風料理にもぴったりな油です。

便秘が原因で太り気味の人には、えごま油と摂る事によって、便秘が解消され、ダイエット効果にも影響すると言われています。

健康維持やマクロビオティックなどでも、えごま油は使われているので、積極的にとりたい油の一つとして人気が高いです。

オーサワジャパン オーサワのえごま油(生) 140g
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オーサワジャパン オーサワえごまパウダー 180g
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自然食品ココナッツオイルの魅力

今、美容に話題の食品があるのをご存知ですか。
雑誌などでも度々取り上げられる機会が増えてきたある食べ物が話題を呼んでいます。
それは、ココナッツオイルです。
今、日本でも密かにブームが起きています。

ココナッツは、よく海外で食べれる機会がありますよね。
あのヤシの木にぶら下がっている大きな丸い果実です。
ハワイでは、ストローを入れて飲むスタイルが昔から行われてきました。
皆さんもテレビや現地で一度は目にした事があることでしょう。
今日は、そんな「ココナッツオイル」の魅力に迫っていきたいと思います。

ココナッツオイルは様々な用途に使うことができます。
ココナッツには、美容成分が豊富に含まれているからです。
食品として味わうので、中から健康に、また美しくいられるんですよ。
ココナッツオイルは、胃の消化を助け、身体の毒素を排出してくれるので、女性が悩みがちな便秘の予防にも繋がります。
その結果、肌荒れを防いだりしてくれます。
また、季節の変わり目に起きやすい乾燥肌にも役立ちます。
洗顔の際に一緒に混ぜて洗ったり、スクラブをご自分で作る方もいらっしゃいます。
お風呂上がりに肘や膝などにもボディミルクに混ぜて直接塗ると、尚効果的です。
このように食品に味わうこともできれば、ご自分がお持ちの美容化粧品や美容グッズに混ぜてお使い頂くことができます。

また、ダイエットにも効果的なんです。
例えば、中鎖脂肪酸という成分には脂肪の吸収を助ける役割があります。
年々脂肪が付きやすくなってしまう身体の脂肪を中から燃やし、スッキリとしたスタイルを保てるを話題になっています。
ダイエット中でも、甘いものなどを食べたくなる時ってありますよね。
ココナッツオイルはスイーツの中に入れて楽しむこともできるんですよ。
いつも飲んでいるスムージーに混ぜて飲んだり、朝起きた時にスプーン一杯のココナッツオイルを飲むだけでも効果があります。

実は、こんな素敵なココナッツオイルを日本でもお気軽に買うことができるんです。
インターネットで購入したり、市販でも売っている店舗がいくつもあります。
そこで、お勧めのココナッツオイルを二種類ご紹介したいと思います。

有機ココナッツオイル

こちらは、最も鮮度が高いオイルを使用しています。
有機JAS・USDAオーガニック認証を取得しているため、初めてお使いの方でも安心してご使用頂けるココナッツオイルです。

 

 

ココウェルエキストラバージンココナッツオイル

こちらは、消化をよりしやすくなっています。
天然素材の中鎖脂肪酸が多く含まれているので、脂肪を燃やし消化を助けてくれる優れものです。
主に食品として用いたい方にお勧めのココナッツオイルです。

是非皆さんも、そんなココナッツオイルを使用して綺麗な身体を目指していきましょう。

魚醤としょうゆの役割の違い

しょうゆの種類の中で、魚醤という言葉を聞く人は少ないのではないかと思います。
しかし、魚醤は実はすごく人気のあるしょうゆなんですよ。

魚醤の原料は塩を魚だけとシンプルです。
たっぷりの塩に漬け込んで、魚を発酵させると魚の動物性タンパク質が分解されます。
それによって出来たアミノ酸と魚肉の核酸が旨味の素となるそうです。

料理に使うと、塩味と旨味が加わり、美味しさアップにつながるのです。

いんやん倶楽部 うまあじ魚醤 190g
天然の旨み調味料 お料理にコクと旨みをプラス 保存料、香料、着色料等の添加物は一切使用していない自然食品です。

しょうゆと魚醤はどのように違うのか。
しょうゆは、動物性たんぱく質を原料としているので、旨味はありますが、コクはあまり期待できません。
その一方で、魚醤は、動物性のたんぱく質を原料として作られているので、甘さやコクには優れているのですが、旨味は少し足りなく感じます。

旨味やコクの両方が備わっているのがベストですが、しょうゆも魚醤も、昆布だしやかつおだしを加えることによって、より美味しい味に仕上がると言われています。

しょうゆと魚醤を合わせて使うと、それぞれの美味しさが合わさってより美味しい調味料になると言われています。

しょうゆには、味をつける力の強いアミノ酸が豊富に配合されており、魚醤は味を消す力のもつペプチドが豊富に配合されています。
味付けをする時には、しょうゆの方が向いているといわれており、白身魚のお刺身を食べるときには、しょうゆよりも、魚醤のほうが、素材の味が引き立って美味しく食べる事が出来ると言われています。

しょうゆには糖分やアルコールが含まれているので、素材を引き締める力があります。
その反対に、魚醤は、ペプチド作用によってものをしっとりと軟らかくする力を持っています。

水っぽい魚や肉を調理するときには、余分な水分を抜いてグット引き締まった食感にするためにしょうゆを使って調理します。
そして、旨味たっぷりの魚や肉を調理するときには旨味をふっくらと仕上げるために魚醤を使うとより美味しく食べることが出来ると言われています。

しょうゆと魚醤は見た感じには同じしょうゆに見えると思います。
しかし、原材料や製造工程などが違い、どんな料理を作るかによって使い分けることで、より美味しく料理を楽しむことが出来ると言われています。

魚醤には、地方によって作り方の工程や材料が変わって来るので、全国の魚醤を試してみるのも楽しいのではないでしょうか。

魚醤としょうゆを組み合わせることによって、昆布と鰹節の組み合わせのように、素敵な相乗効果を作り上げてくれるのです。

マクロビオティックとだし汁の摂り方

マクロビオティックでは、出し汁についてもすごく重要なポイントになってきます。

干し椎茸昆布からはとってもいい出汁が取れるんです。

お味噌汁に使ったり、煮物やおでん、ご飯を炊くときにも大活躍です。

旨み成分ももちろん、イノシン酸など、栄養面でもすごく高い効果を持っているので、だし汁はどんな料理でもフル活用したいですね。
そして、いつもとは一味違った美味しくて上品な料理に仕上がります。

乾燥した昆布には、白い粉のようなものがついています。
これが、旨み成分だといわれており、昆布のだしとしてしっかりといい味を出してくれるのです。
昆布だしをとるときには、白い部分はふき取らないようにします。

5cm角に切った昆布を5カップ程度の水に入れて一晩冷蔵庫に入れておきます。
水につけることによって、どんどん旨み成分が出てくるといわれています。

昆布だしと同様に、干し椎茸からだしをとるときにも、昆布だし同様にだしをとっていきます。
椎茸が浸るくらいに水を入れてだしをとることによって、椎茸から全部だしが水に出ないようになります。
椎茸にも、旨み成分を残したいときには、この方法でだしをとっていきます。

マクロビオティックでは、食品を食べたときに身体を冷やすものを「陰」と言い、食品を食べたときに身体を温めるものを「陽」と言った食品に対しての陰と陽といった概念を持ちます。
陰と陽のバランスをとる事がすごく重要だと言われているのです。

椎茸は水に戻すと沈み、昆布は浮きます。
陰の出しと陽の出しが組み合わさることによって、相乗効果を生み出し、バランスのいいだしができるのです。

だし汁をとったら、温度の低い場所で水戻しをします。
温度が高いと、旨み成分が壊れてしまい、美味しいだしではなくなってしまいます。
美味しさを逃がさないためにも、冷蔵庫など、温度の低いところでの保存が望ましいとされています。

水戻しをする際の時間は、24時間がベストだと言われています。

特に干し椎茸の場合には、温度の低い場所での水戻しが必須だと言われています。

昆布も干し椎茸も水に戻すと、すごく大きくなります。
中に入っていた旨み成分もしっかり出ているのが分かります。

昆布と椎茸の出しの組み合わせはすごくばっちりなので、同じ容器に入れてだしをとるのもオススメです。

天然のだしと添加物の入っていない調味料を組み合わせて料理をすれば、素材そのもののしっかりとしみ込んだ味の料理を楽しむことができるのです。

消化・吸収のスローな甘味料とは

甘い食べ物は美味しいし魅力的ではありますが、取りすぎると糖尿病などの病気の原因にもなります。
元々家族に糖尿病患者がいる場合、糖尿病になる可能性も高くなりますので、糖質に対して敏感にもなります。
でも全ての甘味料を断つことは難しいですし、好きな場合にはとても辛いです。
糖尿病になってしまう前に、自分が好んで食べている甘味料が一体どのようなものなのかと見直すことが必要です。
糖質は量を制限するよりも、その質を選んで摂るということも予防において重要なことです。

白米は美味しいですが、糖質の吸収も早く糖尿病の人にはおすすめできない食材です。
予防のためには白米より玄米を選んで食べるようにしたいです。
また調理の時には最近では少量で甘みの強い甘味料も多いのですが、その中でも黒糖てんさい糖は糖の吸収がおだやかな甘味料です。
精製されているものほど糖の吸収が早くなり、その中でも白砂糖が特に吸収の良い甘味料ですので、甘いものを食べる時にはどのような甘味料から作られているのかを一度チェックしてみることも必要ですね。
市販品なら洋菓子より和菓子、最近は玄米を使ったお菓子なども多く販売されています。優しい甘さで血糖値が気になる人でも食べやすいですね。

また食べ方も糖の吸収には大きな影響を与えます。
食べるスピードが速い人は血糖値も上昇しやすいです。食べる時にしっかりと噛むことで血糖値をコントロールするホルモンが分泌するため、血糖値の上昇を穏やかにすることもできます。元々早食いだという人は、食事の時に利き手と反対の手でお箸を持ったりすることで食べるスピードを押さえることも良いですね。ゆっくり食べるということは、満腹中枢も刺激されますので食べすぎ予防、肥満予防にもつながります。

糖質を含むものを食べる時には、糖質の少ない食材から順番に食べて食事で急激に血糖値が上がらないように工夫をします。
まずは食物繊維を豊富に含む野菜、次に肉や魚などタンパク質のおかず、最後に主食を食べます。主食は白米ばかりではなく、玄米や雑穀などローテーションして飽きが来ないようにするもの良いです。
どうしても甘いものが食べたい時には、食事の最後に、あるいは一度に全て食べてしまうのではなくて小分けにして食べるということも大切です。
一回に食べる量を抑えることももちろん大切なことです。
まずはどのような甘味料なら糖の吸収がおだやかなのかを知って、健康のためにも質のよい糖質を摂るということが大事です。