色々あります!お肉の代替品について

マクロビオティックにおいては、できるだけ肉や魚、卵や乳製品などの動物性の食べ物を控え、大豆製品などからタンパク質を摂取します。
ところが、食べ盛りの子どもや、仕事で体力がいる男性にとってはいつも大豆製品ばかりだと、飽きてしまったり、子どもや男性はお肉が好きな方も多いため大豆製品が物足りなく感じてしまうこともあります。

しかし、近年ではマクロビオティックもたくさんの人に普及し、そのような悩みを解決できるような食品や調理法が開発されてきました。
お肉の代替食品もたくさんあります。家庭に取り入れやすいものをいくつかご紹介したいと思います。
まずは、植物性たんぱくです。大豆ミートやソイミート、ベジミートと呼ばれたりもします。
その名の通り、大豆から作られたお肉の代替品で、ブロックやミンチやスライスなど様々な形で売られているため、唐揚げや、ハンバーグやそぼろ、生姜焼きなど、様々な料理を作ることができます。
また、グルテンミートというものもありす。これは、グルテンから作られたお肉の代替品で、カツレツやフライなどによく使われます。
セイタンとも呼ばれ、日本だけでなく海外でもとても人気があります。
また、私たちには馴染み深い、お麩も、グルテンから作られており、お肉の代わりに用いられることが多々あります。
お麩にもたくさん種類がありますが、中でも車麩はボリュームがあり、ステーキやカツなどの調理法で用いられることが多いです。
他には、おからもよくハンバーグに用いられたりしますし、高野豆腐も普通の豆腐よりも食べ応えがあり、カツなどに調理されることが多いです。
最近話題になった、氷こんにゃくも、こんにゃくを凍らせたことで、食感が肉っぽくなると利用している方も多くいらっしゃいます。

このように、肉の代替食品を使ったり、調理法を工夫するなどして、お肉を使わなくてもお肉料理と同じ満足感を得ることができます。
もし、大豆製品に飽きてしまった、ということがあれば、ぜひこれらを活用してレパートリーを広げて頂けたらな、と思います。

初心者でも大丈夫!火を使わない!超簡単 自然食品レシピ

材料2人分
・しらす干し 適量
梅干し 2~3個
・レタス 2~3枚
・分づき米(9~3づき米)茶碗2杯

作り方
1.分づき米を炊飯器で炊く。2合位。
2.しらす干しは、冷凍なら解凍する。
3.レタスは、手でちぎる。
4.梅干しは、種を取り除き、包丁でよくたたく。
5.ボールに、分づき米をお茶碗2杯入れ、2~4も加えて、軽く混ぜれば、出来上がり。

メモ

  • 材料は、専門のお店で購入するのが安心です。
  • 分づき米は、最初は9分づき米から始めるといいと思います。あれ?これいつも食べてる白米じゃないの?と感じるくらい味も白さも違いが分かりません。今回は、梅干しと混ぜちゃいますし。慣れてきたら、7、5、3とすすめてみてください。3分は、かなり玄米に近い色と味になりますので、購入の際は決心が必要です。もしくじけてしまった、もったいないので是非、「白米9対3分づき1」にして食べてください。
  • レタスは、あまり小さくちぎらず、大きめがおすすめです。しっかり噛むことも大切にしているので、大きめにちぎって、シャキシャキとしっかり噛みましょう。
  • 梅干しは、できることなら、友人知人に声をかけて、手作りのものが手に入るとすごくいいです。
  • しらす干しと梅干しで、充分味があるので、調味料はひとつも書きませんでしたが、味が足りないということではなく、味をちょっと変えてみるという意味で、天然塩をほんのひとつまみ加えてみてもいいかもしれません。

自然食品の玄米を食べること

マクロビオティックは癌の治療にも効果的と言われるほど近年注目されている食事療法です。
マクロビオティックと聞くと肉や魚を食べれないと思われがちですがそんなことはありません。
何かの食材を何かの食材の置き換えるというのがマクロビオティックの特徴です。

例えば一番やりやすいのは白米を玄米に変えるということだと思います。
玄米は美味しくないと思われていますが慣れてくると白米のように当たり前に食べることができるようになります。
基本的に体にいいものは美味しくないものが多いです。
しかしおいしいものばかり食べていては将来病気になったり不健康になることが想定されます。

食生活の見直しというのは本当に大切なことです。
将来の健康のためにもマクロビオティックはとても優れた健康療法だと言えます。
やるからには楽しむことが重要です。
いやだな美味しくないなと思いながら食べる食事ほど無駄なものはありません。
できるだけ楽しんで続けるということが健康にもつながりますし人生観も前向きになれます。
食事一つでこんなにも人は変わることができるということマクロビオティックは教えてくれるのです。

自分が始められることからでいいですし、マクロビオティックの食材は値段が高いので金銭的にも考えながら行うことがとても重要になってくると思います。
マクロビオティックの食材はインターネットで購入することをお勧めします。
店舗で買うよりもまとめて買えば送料も無料ですし、多少安く購入することができます。
自分ができそうなものを選んで少しずつ取り入れていくことが第一歩だと思います。

お菓子作りのバターの置き換えについて

マクロビの考えに基づき、お料理だけでなく、お菓子も作っていらっしゃる方も多いことと思います。

市販のお菓子には添加物がたくさん入っていて、やはり自分で作った方が安心できますよね。
しかし、パティスリーのお菓子に比べて、今ひとつコクが足らなかったり、風味が弱いなぁと感じたことがあるのではないでしょうか。
それは、パティスリーのお菓子はバターがたっぷり使用されていて、バターの芳醇なコクと風味がその美味しさのポイントのひとつとして重要な役割を果たしているからです。

マクロビではバターのような乳製品を使用しないため、風味が弱くなってしまうのも仕方がない部分もあります。
もちろん、バターを使用しないあっさりとしたお菓子も美味しくお腹にもたれない感じがして良いですが、これは個人の好みやその時の気分にもよると思います。

バターの代替として、オイルを使用することが多いと思います。
そのオイルの種類でもお菓子のコクの深さや風味に変化をつけられるので、使い分けしてみることをお勧めします。
オイルも種類が無数にあります。いきなりあれこれと揃えるのは大変なので、近場に売って手に入りやすいもの、自分が使用する頻度が高そうなものから揃えていくと良いと思います。

お菓子作りに使用するオイルとしてよく挙げられるのが、まずは太白胡麻油です。色もクセもなく、食材の邪魔をしません。あっさりとしたお菓子を作りたいときに向いています。

同じく使いやすいのが、おなじみの菜種油です。これも癖がない万能選手ですが、油の抽出方法や何番絞りかによって油の質が変わってくるので注意しましょう。圧搾一番搾りがおすすめです。

また、少し風味がありますが、米油も使いやすいです。風味があるということは、コクも少し感じられます。どんなお菓子にも利用できますが、米油だけあり、特に米粉を使ったお菓子と相性抜群です。

そして、近年話題の、ココナッツオイル。これはオイルの中でも香りもコクも強いです。ココナッツの甘い香りはお菓子にも合いますし、健康面でもとても優れています。
低温になると固まる性質があるので、冬場など寒い時期はは溶かさなければいけないという手間がいりますが、マクロビのお菓子にコクを出したい、という方には一番おすすめします。

これらは、どれもサンショップで手に入りやすいオイルです。
好みや気分、作りたいお菓子に合わせてマクロビを取り入れてみると、とても楽しいですよ。
ぜひ、健康的なお菓子作りを楽しんで下さいね。

マクロビオティック入門

マクロビオティックと言うと欧米由来のもののように聞こえるかもしれませんが、実は日本人が提唱したものです。
1930年頃、桜沢如一という日本人が、健康と長寿のための食事法として提唱したのがマクロビオティック。
桜沢氏は長い間病気に苦しみ、栄養学・食育に出会ったことで健康な身体になることができたというバックグラウンドを持つ、健康に対する思いが人一倍強い人物でした。

彼が提唱したマクロビオティックとは一体どんな食事法なのでしょうか?
桜沢氏は、食品には身体を冷やす作用を持つ陰性のものと、身体を温める作用を持つ陽性のものとがあると考えました。
この考えのもと、陰陽のバランスの取れた食生活を実現し、食を通して心身の健康を目指すのがマクロビオティックです。
具体的には、玄米や全粒粉製品を主食とし、野菜・豆類海藻類などを、皮を取り除いたりせずにできる限りまるごと食すのが良いとされています。
また、マクロビオティックの基本的な考え方として、地域のもの、季節ごとの旬のもの、自然農法によって生産されたものを食べることなどが推奨されます。

マクロビオティックは動物性食品や砂糖など特定の食品の摂取を厳格に禁じるストイックな食事法であると誤解されていることもしばしばありますが、必ずしもそうではありません。
あくまでも自然のものをバランスよく食べることで健康的に生きようとする考え方で、「病気の治癒のためには卵を食べてもよい」「少量の魚は食べてもよい」など、柔軟な解釈も広く受け入れられています。

そのため、初心者がマクロビオティックを取り入れてみることは決して難しいことではありません。
乳製品はダメ、動物性食品はダメ、と厳しく考えたりせずに、まずは普段の食事の一部を少しずつ変えてみることをおすすめします。
例えば、毎日砂糖入りのヨーグルトを食べているという人は、プレーンヨーグルトに果物を添えたり、ハチミツをかけて食べてみたりすることも、マクロビオティック的な食事への第一歩と言えるのではないでしょうか。

「過剰な糖分や添加物を避け、自然のものをバランスよく食べる」という基本的な理念さえ押さえれば、マクロビオティックは初心者にも手軽に始められます。
自身が食を通して健康体を手に入れた桜沢氏には、人々の健康に対する並々ならぬ思いがあったのでしょう。彼が提唱したマクロビオティックは、今や世界中に広まり、多くの人が実践しています。
あなたも是非、まずは普段の食事に小さな変化を加えることで、長年にわたって多くの人々が親しんできたこの食事法を試してみてはいかがでしょうか。

簡単に作れるマクロビオティック風の豆乳シチュー

簡単に作れるマクロビオティック風の豆乳シチューを紹介します。

まず材料は、人参と玉ねぎとじゃがいもとブロッコリーとコーン、それから豆乳玄米粉と塩と味噌です。

まず人参と玉ねぎとじゃがいもとブロッコリーを食べやすい大きさにカットします。
そして鍋に野菜と少なめの量の水を入れて火にかけて煮ていきます。
そして野菜が煮えたら、たっぷりと豆乳を入れてまた煮ます。
そして豆乳が温まったら、少々と味噌小さじ1~2杯くらい入れて味を調えます。
味噌を入れるとコクが出るので隠し味としておすすめです。
それからとろみを付ける為に、玄米粉と水を溶いたものを少しずつ鍋に入れてとろみを付けます。
そして最後に水切りしたコーンの缶詰を入れて出来上がりです。

コーンを入れたほうが甘味が出ますので、入れたほうが美味しいですし、見た目も彩りよくなるので良いです。
この豆乳シチューは、牛乳で作ったシチューよりもさっぱりした味わいですが、ちゃんと豆乳のコクや甘味があるので美味しいです。
そして人参や玉ねぎやじゃがいもの甘味やブロッコリーの旨みがスープに出ているので美味しいです。
そしてこの豆乳シチューが余ったら、カレー粉を入れてカレールーにしてカレーライスとして食べることも出来ます。
コクのあるカレーライスになって美味しいです。

豆乳は調整タイプのものよりも無調整タイプのものを使ったほうが、コクが出るのでおすすめです。
ぜひ作ってみてください。

砂糖との上手な付き合い方

食品には身体を冷やす陰性のものと身体を温める陽性のものがあるとするマクロビオティックでは、砂糖はきわめて陰性であり、血糖値を上げ身体に負担をかけるものであるとして、できる限り避けることを推奨しています。
現代の栄養学においても、砂糖は高カロリーで肥満やあらゆる病気の原因となり、依存性もあるとされていますから、なるべく摂取量を抑えたいものです。

しかしながら、お菓子はもちろんのこと、あらゆる料理において砂糖は欠かせない調味料でもあり、完全に避ける食生活を送ることはなかなか難しいでしょう。
砂糖には、適度に摂取すれば疲労回復やストレス解消の効果もあるので、上手に取り入れたいところです。

砂糖の摂取量を抑える方法の1つは、フルーツやメープルシロップハチミツなど、ほかの甘みのある食品で代用することです。
例えば、ヨーグルトを食べたいけれど砂糖なしのプレーンヨーグルトを食べるのは苦手だという人は、バナナやみかん、いちごなどの果物を加えて甘みを楽しんだり、ハチミツをかけて食べたりする方法もあります。
色々と試してみれば、思いがけずお気に入りの食べ方を発見できるかもしれませんね。

また、市販のお菓子を食べたいけれど、砂糖が入っていないお菓子を探すのがどうしても難しいという場合は、食べる量を減らすだけでもマクロビオティックな食生活に近付きます。
例えば「たけのこの里」が大好きでどうしても食べたいならば、箱入りタイプではなく少量ずつ小分けになったファミリーパックを買って一袋ずつ食べたり、ついついたくさん食べてしまいがちな袋入りのキャラメルコーンよりも個包装のカントリーマアムを選んでみるなど、一度に食べる量を減らす工夫をしてみてはいかがでしょうか。

お菓子やパンにもマクロビを取り入れる

マクロビと言えば、「動物性の食品を用いない」、「白米を玄米に変える」などをイメージされる方が多いと思います。
確かに、肉類や卵など、動物性のものを使用しないで作ったものはマクロビの基本として知られていますし、マクロビのお料理を頂くことが出来るカフェなどにいけば、ほとんどと言って良いほど、玄米雑穀米のご飯が出されることと思います。また、今からマクロビを始めようとしている方も、まずは玄米から始めてみる、という方も多くいらっしゃることと思います。
しかし、マクロビに慣れていない子どもや、旦那さんなどは、慣れるまでは苦労して食べているのではないでしょうか。

姿勢を正してマクロビを始めるのも良ことだと思いますが、もっともっと楽なところ、なじみやすいところから、マクロビを取り入れてみてはいかがでしょうか。
例えば、子どもが食べるおやつや、毎朝食べているパン。
成長期である子どものために健康的なおやつをつくることも大切ですし、毎食毎食、玄米を食べるのもなかなか大変だと思います。そういうときは、マクロビ仕様のお菓子や、パンを作るのも良いかと思います。

例えば、白砂糖を甜菜糖に変えてみたり、甘酒を甘味料代わりに使用することもできます。
甜菜糖は、白砂糖に比べて血糖値の上がり方が緩やかであるため、とても体に良いとされています。
また、メープルシロップメープルシュガーなども甘み付けに用いることが出来ます。
砂糖を変えるだけ、これだけでも、大きなマクロビの一歩です。
パンだったら、小麦粉を米粉にし、バターはオイルで代用することが出来ます。十分味わい深く、美味しいパンを作ることが出来ます。

何から何までいきなり、本格的なものを一気に変え揃えなくても、できるところから、なじみのあるところから、ほんのちょっとかえるだけ、これが家族みんなでマクロビを苦痛に感じる長続きさせるコツだと思います。
まずはお子さんの大好きな今日のおやつ、明日の朝のパンから変えていってはいかがでしょうか?もっと

ホッとする味わいのマクロビ風野菜スープ

ホッとする味わいのマクロビ風野菜スープを紹介します。

まず材料は、キャベツ・ほうれん草・人参・玉ねぎ・じゃがいも・さつまいも・玄米、そして調味料はのみです。
作り方は全ての野菜を角切りにします。
ほうれん草は小さめに切ります。
ほうれん草以外の野菜と玄米を全て鍋に入れて、野菜がひたひたになるくらいまで水を入れて煮ていきます。
野菜と玄米が煮えたらほうれん草を入れて塩で味を調えれば、マクロビ風野菜スープの出来上がりです。

色々な野菜が入っているので野菜のうまみや甘味が凝縮されていて美味しいですし、玄米も入っているので体に良いマクロビのスープになっています。
さつまいもを入れることによって、さらに甘味が出ます。
じゃがいもはインカのめざめという品種のじゃがいもを使うと、より甘味と旨みが増して美味しくなりますのでおすすめです。

味付けはシンプルに塩だけしか使っていないので、野菜本来の味が楽しめます。
アレンジの方法は、オメガ3の脂肪酸がたっぷりと入っているフラックスオイル(亜麻仁油)えごま油、すったえごまを仕上げにかけたり、砕いた胡桃を仕上げにかけて食べても美味しいです。

人参のオレンジとほうれん草のグリーンと玉ねぎのホワイトとさつまいものイエローとパープル、そしてキャベツの薄いグリーンとじゃがいものイエローで色とりどりのカラーの野菜スープになっています。

見た目も綺麗ですし、栄養も豊富なので、ぜひ作ってみて欲しいマクロビ風スープレシピです。

自然食品は身近なものです。亜麻仁油

自然食品というと特別な食べ物というイメージを持った方が多いですが、特別なものではなく身近に食材として使うことができ、毎日の食卓で活用できます。
例えば、自然食品の中でも今、注目されている亜麻仁油はスーパーフードとして、色んなショップで販売されていますし、亜麻仁油を取り入れた食材が一気に増えてきました。
オメガ3を取り入れたオイルなので、毎日取り入れることで健康的になり、子供の成長期にも重視したい食べ物です。
亜麻仁油はドレッシングとして使ったり、味噌汁に小さじ1杯入れるなど、ちょっと食事に足すだけで良いので無駄なく使い続けることができます。
バランスよく食べることで体調も整い、生活のバランスが整います。
食事は生きていく上で重要ですし、やはり日頃から体に良いものを取り入れることで体質も変化してきます。

最近はアレルギー体質の方も増えているので、亜麻仁油など自然食品を積極的に取り入れることで、食生活が見直しされ美味しく食本来の味を楽しむことができます。
毎日食べるものは安心できる食材であることは重要です。
亜麻仁油を小さじ2杯ほど毎日取り入れていくと、次第にアレルギー症状が緩和されることもあり、食事が何より重要になるのがわかるはずです。
自然食品は薬と違い、継続的に安心安全な食事を食べることで体質が改善され、今まで悩んでいたアレルギー症状なども次第に緩和されたり色々と変化してくるのを実感できるようになります。