おいしいから食べたい。玄米の魅力

玄米を食べています」というと、健康に気をつかっているんですね、という感想をよくいただきます。
もちろん玄米は栄養価が高くて体にいいのですが、一度食べてみると本当に香ばしくて食べるごとにしみじみ、「おいしいな。また食べたいな。」という気持ちが湧いてきます。
玄米は身体を温める力があるとされ、特に秋や冬には積極的に食べていきたい食材です。
玄米は精米せずにまるごと口にするので、新しいものをこまめに購入することをおすすめします。
玄米は圧力鍋土鍋でも炊けますが、浸水時間をしっかりとれば白米のように炊飯器でもきちんとおいしく炊けて、思ったよりも調理に手がかからないものです。
玄米にするとおかずに何を合わせてよいか分からない、という方もいるのですが、和洋中どんなおかずをあわせてもおいしく食べることができます。
ピラフやチャーハンなど「え?玄米をつかってもいいの?」と思うような調理方法もぜひ試してほしいと思います。
味をつけて煮たひじきを使って玄米の炊き込みご飯を炊いて、おむすびにして置いておくと、大人も子供もおやつのように食べてしまい、いつのまにかきれいになくなっています。
「玄米」だからと気負うことなく、毎日の食卓にぜひ乗せたい食材です。

マクロビオティック料理で寒い冬を乗り越える方法

マクロビオティックと聞くとどんなイメージがありますか?「何だか難しそう」、「けど体に良さそう」など色々な声が聞こえてきそうですね。
シンプルに考えると「体」のバランスを整えてくれるものなんです。栄養素だったり、体を温めたり、人間が持っている生命を最大限引き上げるという考え方です。
今回は、これから訪れる冬に向けて、日常の中で簡単に取り入れられる冬のマクロビについて紹介していきます。

マクロビの考えとして、体を冷やさないというのが鉄則です。「冷」と「温」の2つがあり、食材のバランスを取って体を整えていきます。
温める食材というのは、「根」の食べ物です。ごぼうやレンコンや大根やさつまいもなどです。
冬になると石焼き芋が美味しいですよね。理論を勉強するともちろん役に立ちますが、それ以上に人間の本能として本来持ち合わせている感覚なんですよ。
寒い日には、こたつでみんなで鍋を囲うとしましょう。鍋に人参や大根など入れると美味しいですよね。これだってマクロビです。
注意点としては、野菜だけでなく肉や魚も鍋に入れると思うのですが、マクロビの考えでは肉や魚は入れ過ぎないという考えがあります。
つまり、野菜などをメインにして、彩りとして魚や肉を添えるという考えなんです。
これだって、冬の鍋は自然とやっていることですよね。

いつもの料理に、ちょっとだけ理論を取り入れることで体のバランスを取りやすく出来るんですよ。これから訪れる冬に、マフラーやコートだけでなく、食べ物でも防寒してみてはどうでしょうか?

年末年始でも美活出来るマクロビオティックメニュー

年末年始は普段の食事より豪華なごちそうを食べたりすることが多いので、いつもより体重が増えたり、体がむくんで動きにくくなる人が多くなります。
クリスマスパーティーが終わった後はすぐ年末年始がやってきますが、美味しい物を食べ過ぎて体を壊したりしないようにするのも大事ですよね。
今回は年末年始にも利用できるマクロビオティックメニューを紹介します。
いつものメニューにマクロビオティックをとり入れて、美味しくて身体に良い食事をしましょう。

◆豆類を使ったメニュー

お正月のおせち料理には黒豆がありますが、や豆製品は普段から取り入れても良い食品です。
最近ではきれいな色が揃ったサラダ用の豆がありますので料理に活用したり、お肉の
代わりに揚げ物にしたりと活用度が高い食材です。
バーミックスやミキサー、なければすりこ木で茹でた豆をすりつぶしておくと、ハンバーグやミートローフなどに使うことが出来ます。
おせち料理の黒豆は甘いので、煮ないで茹でておくと色々なメニューに使えます。

◆根菜を使ったメニュー

ごぼうやにんじん、里芋、大根はお正月料理を作った時に余りがちです。
細かく刻んで炊き込みご飯にしたり、油揚げに詰めておしょうゆベースの袋煮にしたりしても良いですし、豆乳を使ってシチューにしたり、梅干しと一緒に煮たりそのままポトフにしても良いです。
最近はトマトで出汁をとった和食もあるので、トマトで煮込んでも美味しくなるでしょう。
里芋はコロッケにもなりますし、ごぼうやにんじんは素揚げにするとおつまみになります。
チーズがお好きな人はパルメザンチーズをふりかけておいても美味しいです。
大根はすりおろして片栗粉と混ぜ、ごま油で焼くと大根餅が出来るので、チャレンジしてみても良いでしょう。

◆さつまいもやかぼちゃを使ったメニュー

さつまいもやかぼちゃは甘くてお腹にたまりやすいので、料理はもちろんおやつとしても重宝します。
柔らかく蒸した後滑らかになるまですりつぶし、豆乳を加えて丸めると美味し
いきんとんになります。
さつまいもやかぼちゃは煮物に使う人が多いかもしれませんが、年末年始は目先を変えて洋風メニューにしても良いでしょう。
スティック状に切ってから固めに蒸して、きゅうりやアスパラなどと一緒にスティックサラダにしてもいけます。
リンゴと一緒に角切りにしてからレモン煮にすると、酸味が加わり新鮮な味わいになります。

マクロビオティックは体に優しい食材を使ったものが多いので、年末年始の体をいたわるメニューも沢山あります。
和食だけでなく洋食のメニューもありますので、食べ過ぎたと思ったらすぐに取り入れて、元気に過ごしましょう。

おいしく食べるための玄米の洗い方

玄米の世間における評価というのは、大体「健康的だけど美味しく食べられるものじゃない」が通念となっています。
しかしそれは、玄米の基本的な特徴を理解していないためであり、処理如何で十分に美味しく食べられるのです。

では何故「美味しく食べられるもの」であるのに、世間の玄米の「味」に関する評価は低いのでしょうか?これには「洗い方」に秘密があるのです。

おおよそ世間では、玄米の洗い方は白米と同じく釜で水洗いを2~3回して炊き始めると思います。
実はこれでは、玄米の汚れというのはほとんど落ちず、汚れたまま炊き上がってしまうのです。
ということは、その玄米の汚れを出来るだけ除去する洗い方はが求められるということになります。

では、具体的にどのように洗うかなのですが、これに関してはいつもの白米の洗い方にひと手間加えるだけです。
通常、釜に水を入れて米を回転させつつ揉むようにして洗うのが白米ですが、玄米の場合は米自体を両手で拝むように擦り合わせるのが正しい方法となります。

数回行えば、水に浮き出る凄まじい汚れにびっくりする筈です。
その他のサイト等では、水に浸しておくだけで良いと記述されていることがありますが、それでは玄米に付着している残留農薬を除去することはできません。

米は、殻のようなものが付いた「もみ」、その内側に「玄米」、そして玄米皮の中に「白米」という順で構成されていますが、農薬はどうしても「もみ」を透過して玄米にたどり着いてしまいます。
それを除去するためには、米を擦り合わせるのが最も効率が良いのです。

玄米の説明と自然食品としての魅力について

最近健康食、ダイエット食として注目を集めているのが自然食品が玄米ですが、玄米白米は何が違うのかというと、玄米は籾米の籾殻部分を取り除いたモノで、さらに糠と胚芽を取り除いたモノが白米なのです。そして糠と胚芽の部分に食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれている分玄米の方が栄養価が高いということが出来ます。

それなら何故白米はわざわざ栄養がある部分を捨ててしまうのかというと、白米の方が味がいいし、見た目もキレイだからです。
つまり白米と玄米のどちらを選ぶかというのは、味と栄養のどちらを重視するかということだと言えます。

そのまま炊いただけなら確かに白米の方が美味しいというのは認めざるを得ませんが、玄米も工夫をすれば美味しく食べることが出来ますし、栄養価を売りにしている玄米は最近では改良して美味しく食べられるものも増えてきています。

またお米の改良だけではなく、一般的な炊飯器で玄米を炊いた場合は消化がよくない、食感も悪いといった特徴がありましたが、今は玄米が美味しくそしてふっくらと炊くことが出来る炊飯器が登場したので、これを使用することで味や食感といった問題をクリアすることが出来るのです。
いくら健康によくても毎日食べるものですから、美味しくないと続きません。
また毎日食べるものだからこそ白米から玄米に切り替えるだけで多くの栄養を摂取することが出来ますし、玄米には食物繊維が多く含まれているので便秘の解消、それによって美肌効果とダイエット効果が期待できるのです。

冬のマクロビオティックレシピといえば、おでん!

寒い冬が近づいてきましたね。
そろそろあたたかい鍋物が恋しくなっているという方も多いのではないでしょうか。
鍋物でマクロビオティックを意識したレシピはたくさんありますが、一番気に入っているのは、「おでん」です。
お気に入りのレシピをご紹介しますね。

材料は、出汁用の昆布 15cm、干しシイタケ 2枚、大根 20㎝位、人参 1本、ごぼう 1本、里芋 4個、板こんにゃく 1枚、そして厚揚げやがんもどきなどをお好みで。

まず、水700㏄を鍋に入れ、昆布と干しシイタケを入れて3時間以上ひたしておきます。
大根は2㎝くらいの厚さに輪切り、人参は1㎝くらいの厚さに輪切りします。

ゴボウは皮を向いてから5㎝くらいの長さに切ります。
里芋は皮を向いて食べやすい大きさに切っておきます。
板こんにゃくは表面に格子状に切り目を入れてから熱湯に湯通したして食べやすく切ります。
昆布と干しシイタケは水からあげて、食べやすく切ります。

昆布と干しシイタケの出汁がでた、だし汁に昆布、干しシイタケ、大根を入れ、中火にかけながら煮立たせます。
煮立ってから弱火で15分ほど煮ます。
その後に人参、ごぼう、里芋、コンニャクを加えて煮立ってから弱火で15分煮ます。
その後塩(できれば自然海塩)をひとつまみと醤油大さじ1~2杯を入れ、厚揚げやがんもどきなどを加えて煮立たせてから、弱火で5分煮ます。
そこでいったん火から下して冷まします。
食べる前に再度あたためて味を浸み込ませて完成です。

昆布とシイタケの出汁がさっぱりとしていて、薄味でもおいしく食べられます。
大根や人参にも火が十分通るのでとても柔らかく出来上がりますよ。
たくさん作って、毎日食べても飽きないので冬場には大助かりのレシピです。
ぜひ一度お試しくださいね!

玄米のちょっとした基礎知識

昨今玄米という名称を聞くことが決して珍しいことではなくなってきました。
しかし玄米とは具体的になんなのかよくわからないという方も一定数はいらっしゃるのではないかと思います。
玄米とは具体的にはどのようなものを指すのでしょうか。

玄米とは精米されていないもの、端的にいうと白米の前の段階のお米のことです。
稲の状態から籾殻を取り除いたのみの状態ですね。
白米というのはそれから更に糠や胚芽を取り除いたもののことをいい、胚乳のみの状態になっています。

糠や胚芽には食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれているとされています。
また、発がん性物質を抑制したりといった効果も期待できることから、玄米は体に良い食べ物だと言われているのです。
しかし玄米は白米と比べると吸収率があまり高くなく、消化に悪いためよく噛んで食べる必要があるでしょう。

糠や胚芽は農薬が残留しやすい部分だということを多少なりとも頭に入れてい置く必要があります。
しかし昨今は無農薬栽培を行う農家も増えているため、そのような危険は少なくなってきました。

玄米は炊いて食べることが基本かと思いますが、中には少し玄米の味が苦手だという方もいらっしゃることでしょう。
そのような方は別のものに加工してしまうと食べやすいかもしれません。
例えばお菓子玄米パンなどですね。
中には玄米コーヒーといったものも販売されているため、試してみるのも良いと思います。

正しく生産されたの玄米を安全に美味しく楽しみたいものですね。

多くの女性が悩んでいる便秘解消マクロビオティックレシピ

便秘に悩んでいる女性は多いですよね。
意識的に食物繊維の多い食事をとっても、サプリを飲んでもなかなか便秘が改善されないという話はよく耳にします。
そんな人に試してもらいたいのが、便秘が見事に解消するマクロビオティックレシピです。

いろいろある便秘解消レシピの中でも、手間のかからない簡単なマクロビオティックレシピをご紹介します。
それが根菜やこんにゃくがたっぷり入った「食べる味噌汁」と「玄米」です。

便秘を解消するために必要なのは、たくさん食べることではなく、腸に溜まった毒素を排出してくれる食物繊維がたっぷり含まれた食材を食べることです。
食べる味噌汁に必要な食材は、ごぼう、人参、レンコン、大根などの根菜類です。
なるべく多くの根菜を入れましょう。
低カロリーなきのこ類も合わせるとさらに美味しくなりますよ。
それに食物せにが豊富なこんにゃくです。
味噌汁の出汁は面倒ですが、昆布と鰹節を用意して取りましょう。
出汁は多めに取って冷蔵庫に入れておくと3日くらいは大丈夫です。
出汁をとったら、具材を入れて火が通れば味噌を投入して出来上がりです。

玄米は軽く洗ったあとに、長時間水に浸してから炊飯器のスイッチを入れましょう。
おかずがなくても、味噌汁にたくさん野菜が入っていますから、食べごたえもあり、満腹感も得られますよ。
マクロビオティックレシピを食べながら、水分をしっかりとって規則正しい生活を送ることで便秘はばっちり解消されますよ。

車麩をつかってキャラ鍋焼きうどん

の種類はいろいろあります。もともと車麩は小麦粉をねったものを棒に巻いて焼いたものです。輪っかになっているのが特徴です。
車麩のわっかの真ん中に卵を落とした煮物は美味しいです。料理レシピにも簡単料理でも紹介されています。煮物で食べるのはシンプルでいいですが鍋焼きうどんに入れてみると絶品になります。

普通に鍋焼きうどんを作るのですが車麩の輪っかに卵を落とせばいいのです。
うずら卵だと黄身が小さいので鶏卵を使用します。落とすときのポイントが重要です。
車麩にうどんの出しが軽く染み込んだら輪っかに黄身を落とします。
その時白身が輪っかの外側の茶色の部分に出ないよう気を着けます。
なぜなら宇宙の土星に見立てたいからです。
土星は輪を持つ惑星です。
真ん中の黄身を中心に白身が車麩の輪の輪郭をはっきりさせてくれます。
せっかくなのでほかの惑星もアレンジしたいのですが有名なのは土星、せいぜい火星でゴツゴツしているイメージでしいたけ、海王星は青のイメージなので青の蒲鉾、ネギは長めに切って宇宙船をイメージさせます。
鍋焼きうどんの定番の具材で宇宙を表現したキャラ弁ならぬキャラ鍋焼きうどんの完成です。

うどんのつゆがしっかり染み込んだ車麩、卵の黄身は半熟の方が食べるとき黄身を崩すと土星独特の縞模様になるようにします。
車麩自体、小麦でできており焼いてあるので香ばしくなんとなくせんべい汁のような感じです。食べるとするっと喉に入る食感がたまりません。

子供たちは好んでお麩を食べないですがキャラ風にアレンジすると見た目も楽しいですしうどんつゆが染み込んでとても美味しいです。

冬の野菜は体を温める自然食品

ダイエットや美容、健康管理を行うにあたり、食品として常に重要な役割を担うお野菜たち。
八百屋やスーパーをはじめ、最近ではコンビニでもチラホラ散見できるようになりました。
また、種類も豊富でカット加工が施されたものもあれば、そのままの形で売られてることもあります。

現代社会では栽培方法や流通システムの発展によって、一年中手に入らない時期はないくらいの状態になっています。
しかしながら、お野菜は本来、四季によって収穫時期が異なるものです。
収穫時期が異なることでそのお野菜手に入りやすい時期、手に入りにくい時期があり、その結果、市場価格の変動をもたらすことになるのです。

実は収穫時期が与える影響は市場価格だけではないのです。
四季ごと、収穫される時期によってお野菜は「春野菜」「夏野菜」「秋野菜」「冬野菜」と分類されるのです。

当然のことながら、それぞれに特徴を持っていて、冠した季節に食すのに最も適していると言われています。

例えば、夏野菜の特徴は水分を多く含んでいることです。
高温で水分が失われやすい夏場に水分補給手段の一つとして有効です。
また、体内に水分を取り込むことが利尿作用を高め、排尿することで体内温度の低下を助ける力があるのです。

外気温の冷たい冬の間はその逆で、冬野菜は身体を温める手伝いをしてくれるのです。
では、夏野菜を冬に食べてしまうとどうなるのでしょう?
夏野菜は利尿作用を高め、体内温度を下げる一因となるのですから、内臓の冷えに繋がり、風邪やその他の体調不良の原因となってしまうのです。
これではせっかくお野菜を摂取して得た各種ビタミン類などの成分も意味がなくなってしまいます。
冬はやはり体内から身体を温めてくれるお野菜を食べたいですよね。

現代は夏野菜を冬に、冬野菜を夏に手に入れることは容易です。
ですので、きちんとした知識を手に入れ、季節によって食べるべきお野菜を食べるようにしていきたいものです。

◇夏野菜
トマト、ナス、カボチャ、きゅうり、とうもろこし、ピーマン、オクラ、等
◇冬野菜
大根、かぶ、ゆり根、白菜、ねぎ、ほうれん草、小松菜、ニラ、生姜、ブロッコリー、等